南アルプス市で屋根の板金が飛散し貫板腐食有り。雨樋は歪み水が溜まっていました。
更新日：2025年5月12日
街の屋根やさん山梨店です。
今回は、屋根調査時に確認された自然災害の被害を解説します！
まずは棟板金（むねばんきん）です。
強風・台風により、板金が飛散・残っている板金もめくれあがっています。
板金の中には貫板（ぬきいた）と呼ばれる木材が設置されています。
木材なので雨水や雪の水分を吸収しやすく、腐食しています。
また、一部には貫板もすべて飛散した箇所もありました(>_<)
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板金は屋根の棟の形に合わせて作られるため、写真のようにとがった箇所があります。
そのため、地面に落ちる時に、下に人や動物・車に当たると非常に危険です。
また、隣の家や近隣まで飛散し、近隣トラブルにつながる可能性もあります。
屋根は下から見上げても見えないため、自然災害の被害にあう前に既に経年劣化が進んでいる状態だったことが多いです。
定期的に屋根の点検を行い、早期発見・早期対応（補修）することでトラブルを防ぎましょう(^^)/
しかし調査時には部材が無いため補修工事はできません。
そのため、補修テープなどを使用して応急処置を行います。
また、見積もり提出・工事のご提案を早急に行い、施工までの日にちが開きすぎないように対応いたします(*^^*)
雨樋は雨水や雪解け水が排水されるよう、角度をつけて設置されます。
しかし雪の重みで歪み、排水ができない（水が溜まっている）状態でした。
また屋根に積もった雪が雨樋に落ち、外に開いて歪んでいる箇所もありました。
今回解説した風災・雪災による被害は、現在ご加入中の火災保険が適用され、支給された保険金で補修できる可能性があります(^^)/
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