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韮崎市のセメント瓦で棟板金ズレが発生し、取り合い・谷板金・波板の差し込み防水補修も機能不全
更新日:2024年6月16日
こんにちは!街の屋根やさん山梨店です!
今回は、韮崎市のセメント瓦屋根で大棟(おおむね)・隅棟(すみむね)の棟板金に大きなズレが発生し、波板の差し込み防水補修では、雨漏り直前である様子を確認した屋根現場調査をご紹介します。
随分前に応急防水処置で屋根をコーキングで補修した跡がありましたが、劣化して防水不充分な状態でした。
また、青い波板が所々に差し込まれています。おそらく瓦が割れてしまった部分などに、波板を差し込んで水漏れを防いでいたと推測されます。
セメント瓦が現在発売されていない理由は、セメントやコンクリートを使用しているため瓦一枚の重量が重いというデメリットがあり、一般的な粘土瓦と比較して劣っているためです。そのため、セメント瓦は40年ほど前に建てられたお住まいで使用されており、現在では製造されていないか、販売も殆どされていません。
通常の粘土瓦でさえ重量があるため、屋根を重ねる屋根カバー工法は不可能です。耐震性が著しく低下してしまうからです。
このブログでは、調査で発覚した棟板金のズレ、取り合いの劣化、谷板金(たにばんきん)との接地点のズレで発覚した、それぞれの問題点を解説して参ります。
下の写真の板金が被せられている部分を、棟(むね)と言います。隅棟=下り棟(くだりむね)の部分に大きくズレが生じていることがわかります。
赤い丸で囲った部分で、屋根の上方向から見る事で、ズレを顕著に発見することができます。
板金のズレから隙間が生じて、穴から雨水が侵入していることは間違いなさそうです。室内被害に至ってなくとも、屋根下地の劣化を早める大きな原因となります。
セメント瓦に波板が差し込まれて応急防水処置がされていました。おそらく瓦が割れてしまった部分などに波板を差し込んで雨漏れを防いでいたと考えられます。波板はしっかりと瓦の隙間に差し込まれ、周囲を密封することで一時的な防水処置として機能します。
ただし、応急処置であるため、長期的な解決策としては屋根修理専門家に相談して修理や屋根の葺き替えを検討することが重要です。相当数の瓦が割れていて、穴が生じていることが確認できました。
コーキング防水も劣化し、ひび割れ機能していないようです
こちらの壁との取り合いに近い、棟板金の接合地点ではコーキングが劣化し硬化しておりました。瓦の割れからの雨水の侵入を、防水していたと考えられますが、もう全く防水機能は果たしていませんでした。
真ん中の写真の棟板金、谷板金(たにばんきん)の接合部も大分ズレてしまっています。真ん中に大きく穴が生じてしまっていて、雨漏れしてもおかしくありません。
瓦のズレや割れ、棟板金のズレなどの症状が見られる場合、屋根下地の痛みや劣化も大いに推測されます。このような場合、屋根の葺き替え工事が必用となることがあります。
葺き替え工事では、瓦や棟板金の交換、屋根下地の補修や交換が行われます。これにより、屋根全体の耐久性や防水性が確保され、今後も安心してお過ごしいただけます。
今回はたくさんの相見積もりの中で、弊社にも現場調査・お見積りのご依頼をいただきました。他の業者の提案はどうかわかりませんが、弊社ではこれから10年、20年先のランニングコストも考えて、部分的な防水補修ではなく、全面葺き替え工事をご提案いたします。
弊社は韮崎市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております!
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