大府市｜雨漏りしたので見て欲しいと連絡がありました
更新日：2022年12月12日
大府市にお住いのお客様から、雨漏りしたので見て欲しいと連絡がありました。
伺ってみると、築30年以上経っているお宅で、雨漏りは最近のものではなく、かなり前からのようでした。
原因の一つは、天窓です。屋根に穴をあけて設置するので、どうしても雨漏りしやすい場所になります。
柱にも雨染みがありますね。
これだけの染みですと、数回レベルではないですね。
繰り返し雨水が入りできた染みです。
天井板にも、染みが出ていますし、窓枠の木材も雨水によりぶよぶよしています。
それでは、屋根に上がり確認してみます。
姉は、トタンの瓦棒葺きです。
1階の天井高をとるために、勾配も1.5寸と緩い勾配で、あまりお手入れをされていなかったようですので、トタンがかなり錆びています。
姉の両サイドが壁に囲まれるつくりになっていますが、屋根と壁の取合いの部分に隙間ができています。
コーキングなどで補修はされたようですが、劣化してしまい隙間ができ、ここからも雨水が躯体の中に入っています。
反対側も同じような症状で、さらに苔が生えています。
これは、かなりの量の雨水が入っている証拠になります。
更に、トタンの場合、裏側からも錆が出てしまいますので、表裏の錆がひどいところは、針で開けたような小さな穴ができてしまい、劣化が進むにつれ、穴が大きくなります。
そうなると、下地の木材まで影響し、腐食してしまい、雨漏りにつながってしまいます。
怪しいところがたくさんあるので、次回も続きをお伝えします。
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