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名古屋市天白区でのし瓦が落下した住宅の屋根点検、劣化した漆喰のメンテナンスを提案
更新日:2024年4月15日
前回、経年劣化により、下屋根と外壁との取り合い部ののし瓦が落下したとのご相談をいただいたので、コーキングで接着し、復旧が完了しています。
また、その際に、お施主様より、その他の状況も気になっているとのことだったので、いっしょに屋根点検を行っています。
実施した屋根点検について、その内容をご紹介していきましょう。
下屋根の状況です。
瓦を固定し、また雨水の侵入を防止するために詰めている漆喰は、劣化が進んで変色が見られるほか、部分的に剥がれ落ちている様子なども確認できます。
また、棟のズレを防止するための鉄筋棒がサビて流れ出たと思われる跡なども見られます。
漆喰が著しく劣化すると、瓦の固定力が低下し、強風や地震などで瓦がズレてしまったり、あるいは瓦材どうしの干渉で割れてしまったりすることがあります。
また、雨水が入り込んでしまう状況が続くと、雨漏りの原因にもなってしまうケースも少なくありません。
瓦屋根は非常に耐久性が高いものの、漆喰は15~20年程度が寿命といわれており、詰め直し工事などのメンテナンスを定期的に行うことが重要になります。
ただし、棟瓦が大きく歪んでしまうほど劣化が進行してしまうと、いったん取り外してつくり直す、取り直し工事といった大がかりなメンテナンスが必要となり、その場合は当然にコストも高くなるので要注意です。
鬼瓦の漆喰も、大きく剥がれ落ちてしまっています。
鬼瓦の漆喰が剥がれてしまうと、棟瓦との間に隙間が生じ、そこから雨水が入り込むことがあります。
そうなると、棟瓦の土台を傷め、ズレや歪みにつながるばかりか、雨漏りを引き起こす原因にもなりかねません。
また、瓦のズレを防ぐ鉄筋棒もサビており、これが破断すると、瓦のズレや歪み、あるいは落下してしまう恐れもあります。
今回の屋根点検では、瓦屋根の漆喰などに劣化が進行していることが確認できました。
そのため、その旨を指摘し、メンテナンスの提案を行っています。
街の屋根やさん名古屋南店では、住宅の屋根などのコンディションを確認する点検やお見積りを無料で承っています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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