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名古屋市在住のみなさん屋根の雨漏りが起きたら、原因や対処法について解説します!
更新日:2022年1月15日
こんにちは!街の屋根やさん名古屋南店のかねこです(*^-^*)
雨漏り。。みなさんは、経験はありますか?
突然、起きる雨漏り。。
原因なんてわからないし、慌ててしまう方が殆どなのではないでしょうか?
みなさん、雨漏りに気づいたらどうしますか?
業者へ依頼しても、来てくれるまでに時間がかかったり、
来てもらっても、原因の特定に時間がかかり、結局、修理が終わるまで、
雨漏りに悩まされる日々が続いたり。。
今回は、そんな雨漏りでお悩みの方に、自分でできる対処法や応急処置、
また、原因の特定など、分かりやすく解説していきます(^^♪
雨漏りを放置すると、建物の腐食や劣化の原因となります。
大切なご自宅を守るために、被害を最小限にとどめるために、
まず、気が付いたら、早めに応急処置で対応しましょう!
雨漏りをそのままにしてしまうと、健康被害など、新たな被害を生む可能性も!
暗く湿ったままの状態の場所は、
カビや害虫の発生する好条件です。
また、カビの増殖や害虫の活発な活動は
臭いの原因にもなります。
衛生面や健康面からみても、
とてもよい環境とは言えず、
アレルギーなどの健康被害に結びつく
ことになるかもしれません。
天井裏や壁の中には、電気配線がたくさん通っています。
そこで、照明器具やスイッチ・コンセントと接続しています。
それらが濡れてしまったら。。漏電するケースもあります!
最悪の場合、漏電が原因での
火災を引き起こす可能性もあります!
心配なケースばかりあげてしまいましたが、安心してください!
これからご紹介する応急処置の方法、参考にしていただければ、
決して、最悪の状況になることはありません!
まず、天井から雨漏りした場合の応急処置の方法です。
床を濡れたままで放置すると。。
雨水が染み込み、床材にシミができたり、腐食の原因にも繋がるため、
早めに対処することがとても大切です!
他にも、大きめのビニールシートを敷いておくと、より安心です!
周辺の床を濡らさないように!
落ちてきた雨水がバケツで跳ね返ると、周辺の床に
飛び散ることがあります。
その場合、バケツの中に雑巾やタオルなどを敷く!
・使用するバケツは、深めなものを!
これだけでも、随分違います👍
新聞紙にも、ちょっと!?ご注意を!
バケツの下に敷いた新聞紙。。
濡れたまま置くと、床に付着し取れなくなったり、
インク材が床材に写ってしまうことがあります。
新聞紙を敷いた場合は、こまめなお取替えを
お奨めします!
とても簡単な対処法だけど、やるのと、やらないのとでは大違い!
とても、簡単な対処法ですが、
慌てていると、意外とこんな
方法すら、思いつかないんです。。
そして、こんな単純は方法ですが、
やらないで放置してしまった床と、
対処した床で、結果は大違いなので、
ぜひ試してくださいね!
きちんと閉めてあるのに、窓の周りで雨漏りみたいな症状ありませんか?
例えば。。。
・雨が降ると窓枠に水滴がつく。
・窓周りの壁のクロスの剥がれや
シミがある。
などの場合は、窓周りでの雨漏りの
可能性があります。
カーテンなどは、濡れないように
外してしまいましょう。
慌てずに、まだまだあります!雨漏りが起きたとき、ご自身で対処できること。
ソファーなどの濡らしてはいけない大切なものも、移動させておきましょう。
雨漏りしている周辺にある電化製品はコンセントは抜くか、移動させましょう。
照明器具の周りから雨漏りしていたら、
器具を外せるようであれば、外して
おくと安心です。
シーリングライトだとカバーに
雨水が溜まるので、すぐわかります。
Point👆
照明器具を外す際は、ブレーカーをOFF
にするなどしてから行ってください。
照明がONの状態では行わないで
ください。
器具に雨水がかかっていると危険です!
絶対、無理はしないでくださいね!
その場合は、スイッチをOFFにして
おきましょう。
雨漏りが起きた際、ブルーシートをご自身で屋根に被せる方がいますが。。
でも、ちょっと待ってください!それ、とても危険です!
確かに、原因が特定できず、
雨漏りし続けていれば、大きな
ブルーシートで対処したくなる
気持ちもわかります。
でも、台風や大雨の降る最中、濡れた
屋根に上るのはとても危険です。
ここまで、いくつかの対処法をあげてきましたが、無理はしないこと!
これがとても大切です。
そして、どんな雨漏りでも、応急処置が終わったら、業者へ依頼する
ことをお奨めします!
ご紹介してきた対処法は、一次対応に過ぎず、根本的な解決ではないからです。
詳しくはこちらでご紹介しています!
➡間違った屋根のDIY
どんなに優秀な業者さんでも、
あとから原因を特定するのは
とても難しいことです。
もし撮影できるようであれば、
水の漏れている場所を辿って、
それぞれの場面で撮影しておくと
良いでしょう。
もちろん、こちらも、無理のない
範囲で行ってくださいね!
残念ながら、どんなに優秀な業者でも、画像だけで原因の特定できません!
でも、スムーズに、原因の特定や対策を取れる場合はありますので、記録として、
残しておくと良いでしょう。
ちなみに。。
画像だけで原因を決めつけて、修理をしようとするような業者への依頼は
やめておいた方がいいでしょう!
雨漏りの原因として、
経年劣化、台風・強風などの自然災害、施工不良の3つに分かれます。
今回は、経年劣化や自然災害で引き起こされる雨漏りの原因をあげてみましょう!
雨漏りの原因としては、特に多いのが、屋根材の浮き・破損・ズレです。
自然災害や強風などで、
瓦やスレートに飛来物が当たって
ヒビや割れなどの破損が起こります。
この破損部分から雨が染み込み
雨漏りの原因となります。
スレート屋根の場合、
ズレや破損もありますが、
経年劣化や長年の強風に晒され、
浮きが発生し雨水を侵入させる
ことになります。
谷樋は、樋(排水)の役割をもった屋根の部位です。
谷板金とも呼ばれ、銅板や、ステンレス・トタン、最近はガルバリウム鋼板などで
取付られています。
屋根と屋根が取り合う部分で用いられ、
屋根を伝って流れる雨を貯める場所と
なる為、腐食しやすく、雨漏りの原因
になりやすい場所です。
谷樋・谷板金について詳しい説明はここに
➡屋根で雨漏りしやすい「谷板金」
棟板金とはスレート屋根の一番上に被せる金属製の山形板のことです。
経年劣化や強風(台風など)により、
棟板金が浮いてしまい、
その隙間から雨水が侵入します。
雨樋は、雨水を地上へ流すためのもの
です。その雨樋にコケなどが発生
したり、落ち葉や枯れ葉などのゴミが
詰まると、雨水の流れがせき止められ、
溢れ出た雨水が侵入し、雨漏りの原因
となる場合があります。
こんな防止方法もあります👇
落ち葉除けネットで防止
また、雨水の溢れたことで、雨樋が
破損しまう場合もあります。
バルコニーやベランダ、陸屋根にある
排水口は、溜まった雨水を集めて、
地上へ流す役割があります。
排水口に、落ち葉や枯れ葉などのゴミが
詰まれば、排水が滞って、防水面を傷め、
雨漏りの原因になる場合があります。
Point👆雨樋や排水口周辺は、定期的にゴミなどが溜まっていないか確認すると良いでしょう。
こちらで詳しく原因や、お手入れ方法・対策をご紹介
➡雨樋の詰まり原因と清掃方法・対策
外壁の継ぎ目や窓枠に使用されている
コーキングが劣化し、痩せたり、
ヒビ割れすると、そこから雨水が
侵入します。
外壁にできたクラック(亀裂)からも
雨水が侵入します。
Point👆クラックを見つけた場合は、広がっていないかを、定期的に確認すると良いでしょう。
たまに、コーキングも意識して見ると良いでしょう。
漆喰は瓦屋根を支えている土台です。
漆喰が崩れたところから雨水が侵入し、
雨漏りの原因となります。
漆喰は瓦より寿命が短く、雨漏りの
原因となりやすい場所のひとつです。
Point👆古い漆喰を取り除き、新しく漆喰を塗り直します。
他の瓦への影響もあるので、早めに対応してもらいましょう。
「雨漏り」の原因について、もっと詳しく説明します!
➡雨漏りでお困りの方
初期の施工不良や不適切なメンテナンス
新築時の施工不良、専門業者ではない業者の
いい加減なメンテナンス、
またご自身で修理してしまったケース。
スレート屋根の装時の縁切りが
行われていない
スレート屋根を塗装した際、隙間を塗料で
埋めてしまうと、雨漏りの原因となります。
太陽光パネルの取付時の屋根の破損や
ダメージ
太陽光パネルを設置する際、固定のするために
クギ・ビスを使用しますが、この時の施工ミス
により、雨水が侵入することがあります。
雨漏り以外が原因での、室内への漏水
👇これについては、次で詳しく説明しますね!
雨水が室内へ侵入していないのに、天井や壁に水染みができる場合があります。
これは、お住まいの中を通っている給排水管からの水漏れの可能性が考えられます。
給排水管は経年劣化もしますし、
継ぎ目などからの漏水もあります。
天井裏や壁で隠蔽されているところを
通している配管の漏水は、外部からの
侵入と違い、防水されていない部分と
なるため、水染みはどんどん広がって
しまいます。
Point👆水道メーター
水を使用していないのに、水道メーター
のパイロットが回転している場合は、
漏水している可能性が大きいと
考えてください。
Point👆水道の使用量
また、水道の使用量が先月までと比較
して急に増えた場合、ご自身で
請求金額を見て気が付いたり、
水道局から確認があり、漏水が発覚
するケースもあります。
雨漏りの原因を解決するには、きちんと現地調査をする!
ここからは、雨漏りの原因を特定するための、調査方法のご紹介です。
結局、雨漏りの原因を解決には、きちんと専門知識を持った業者に、
現地調査で隅々まで、くまなく悪いところを見てもらうしかありません。
さらに、業者に任せきりにせず、
どんな調査を行うのか、
雨漏りの原因はどこで、どのような
工事を行うのか、納得するまで説明を
してもらってください。
優良業者であれば、きちんと説明
してくれるはずです。
そして、必ず原因の特定をしてから、修理、工事を行う!これがとても大切です。
見切り発車で修理をしてしまうと、その後、何度も修理・工事を繰り返すことにも
なり兼ねません!
では、雨漏りの原因の現地調査ってどんなことをするのでしょうか?
ひとつずつ、ご紹介していきますね(^^♪
目視調査は、屋根にあがったり、
天井裏を覗くなど、雨水が侵入した
形跡がないかを目視で確認します。
目視調査は、無料の業者が多い
ですが、費用がかかる場合もある為、
事前に費用や内容を確認すると
良いでしょう。
街の屋根さんの無料点検の様子👇
ここまでやります!無料点検
Point👆目視調査で、ある程度、的確に原因を特定できると、
その後の散水調査や赤外線サーモグラフィー調査をスムーズに行えます。
散水調査は、原因と考えられる箇所へ実際に水をかけ、雨漏りの再現をし確認する
調査です。
目視調査より大掛かりですが、的確に散水を行えば、かなり高い確率で原因の特定
に結びつけることができるため、できるだけ目視調査だけにせず、散水調査も
行ってもらうと良いでしょう。
★再現が難しい台風などの雨漏りの特定には不向きの調査です。
Point👆
別途調査費用がかかります。
水道代はお客様負担が大半です。
街の屋根屋さんでは雨漏りの原因追及に👇
散水試験で徹底究明
発光液調査は、発光塗料を混ぜた検査液を、雨水の侵入していると考えられる箇所へ
流し、屋根裏から紫外線ライトを当て、雨水の侵入口を特定する調査です。
Point👆
別途調査費用がかかります。
発光液調査の特徴は?
散水調査でおおよその原因特定をし、
雨漏りの箇所が複数と考えられる場合
によく使われます。
発光液の色を変えることで、原因箇所からどの経路へ染み出しているかが
ひと目でわかります。
赤外線サーモグラフィー調査は、建物を高感度赤外線カメラで撮影し検査する調査
です。他の調査と比較すると高価の為、業者とよく相談し状況に応じて、
調査を行うか決めていくと良いでしょう。
散水調査の補助の役割で使用する業者もいます。
Point👆
別途費用がかかります。
赤外線サーモグラフィー調査の特徴は?
建物内部に雨水は侵入しているが、
断熱材が水を吸い込み室内には
何も変化がない場合など、
赤外線サーモグラフィー調査だと、
温度変化により判断可能となります。
★赤外線サーモグラフィー調査は、雨漏り箇所がサッシなど壁際と考えられる
場合に向いている調査です。
★周囲が建物に囲まれている立地、金属屋根の家は不向きの調査です。
屋根は普段ほとんど見ない場所です。
できるだけ、プロに定期的に雨漏り調査をしてもらってください。
早い段階で雨漏りがわかれば、修理費は安く抑えられます。
お住まいは建てたら終わりではありません!
➡住まいのメンテナンスサイクル完全版
既に天井や壁のクロスなど、室内に
雨漏りの症状が確認できる場合は、
かなり劣化が進んでいると思われます
ので、至急、業者へ依頼しましょう。
業者へ依頼する基準となる
チェック項目をあげておきますね!
□スレートや瓦にひびやズレがある
□コーキングが剥がれている
□棟板金が浮いている
□外壁が色あせや、変色している
□天井・壁クロスの浮きや剥がれがある
□押入れやクローゼットの内部にカビが発生している
□サッシや窓枠に水滴が溜まる
□最近、カビ臭くなった場所がある
□雨が降るとどこかから水滴の音が聞こえる
いかがでしたか?雨漏りについて少しは、ご理解いただけたでしょうか?
突然、おうちで雨漏り!なんて、不安になると思いますが、慌てずに、
適切な修理ができる優良業者選びに、少しでもお役に立てていただければ
と思っております!
最後まで、お読みいただきありがとうございました(^^)/
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