名古屋市南区にて雨樋リフォームと漆喰の点検
更新日：2021年7月12日
屋根瓦における「漆喰」とは瓦を固定している
接着剤のことを言います。
勿論接着剤の役割なので永久的に機能が持続するわけではありません。
この漆喰が欠けていたり、劣化等で無くなっていたりすると、瓦のずれや漆喰が欠けた所から雨漏りなんて事もあるので定期的なメンテナンスが必要です！
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名古屋市南区にお住まいの方から、漆喰と雨樋リフォームが気になるので見て欲しいという連絡がありました。
築年数が35年経つ和瓦の屋根のお宅になります。
あなたのお住いの瓦は何タイプ＞＞瓦の種類見分け方
随分前に一度お手入れされたそうですが、台風で瓦が捲れてしまったので自分で直そうと思い屋根にのぼった際に、漆喰の欠片が瓦の上にあり気になって連絡をくれたそうです。
まずはドローンを使い全体的に見ていきます。
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ご主人が直された瓦の部分も綺麗になっていましたので「大丈夫ですね」と声をかけると照れ笑いをされていました。
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怖いと思うだけで、体が思うように動かなくなってしまいます。
又、下から見ると目線の分低く見えますが、屋根にのぼると目線の分だけ高く感じると思いますので、余計に恐怖感が湧いてきます。
棟瓦の下の部分も黒ずんでいるところが多く、雨が入ってしまってカビが出ています。
ちょうどその部分にあたるところが黒くなっていたので、よく見ると穴が開いていました。
下地の板が腐食してしまっていますね。
2階の屋根で受けた雨が集中的に落ちてくるので、傷みも早くなってしまいます。
ここ以外は特に問題ないので、雨樋に劣化によるオーバーフローが原因です。
上の方に見えるのが這樋になります。
雨樋がたわんで変形してしまったために、這樋の水が雨樋に入らずに直接銅板の上に流れている状態です。
垂木はまだしっかりとしていますので、カバー工法によるお手入れが適切だと思います。
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後は、漆喰と雨樋リフォームすれば、瓦の方は問題ないですね。
雨樋の対応年数は、一般的に15～20年です。
とはいえ、毎日紫外線を浴びていますから劣化はしやすくまた、昨今異常気象による豪雨により排水しきれない雨水のオバーフローにより、変形してしまったりと寿命を縮めてしまう要因は様々です。
築年数20年以上たち一度もメンテナンスされていない方は要注意です。一度点検をしてもらうことをお勧めします。
雨の日に雨樋を観察してみましょう、雨樋から雨水が漏れている、雨樋からオーバーフローしている等そのような状態は雨の日なら発見しやすいです。また発見したスマートフォンで写真を撮っておきましょう。
点検時に業者に見せて頂けると、雨の日にどのような不具合が起きているのか分かりやすい資料となり、大変助かります。
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