大治町にて台風の後、軒天に穴が開いたようなので見てもらえますか?
更新日：2022年10月20日
大治町にお住まいのお客様から「台風の後、屋根を見ると軒天に穴が開いていたので、腐ってしまわないか心配になり直してほしい」という連絡がありました。
家を建てて初めての事でしたのでとても不安そうなお声でした。
早速、お伺いし状態を確認していきます。
確かに、軒天の角の部分が無くなっていました。
他にもシミになっている部分が多かったので、屋根に登って確認していきます。
大きく割れている所やずれたりしている所は、ありませんでしたが細かな痛みはありました。
ココはコーキングを打っている部分ですが、劣化により穴が開いています。
こちらは、棟瓦の下の漆喰部分ですが、苔の塊が出来ています。
湿気がたまっているのと、風通しがあまりよくありませんので、苔が生えやすい個所になります。
瓦のすぐ下にある板を破風板と言いますが、納め方が雑になっている所がありましたので、こういったところからも雨が入りやすくなるため注意が必要です。
破風板の合わせ目部分に、コーキングを打っていたようですが、ここも劣化により隙間が出来ていました。
念のために小屋裏も確認していきます。
特に雨漏りはされていないという事でしたが、お客様がとても心配されていましたので、見る事に致しました。
小屋浦に関しては、とてもきれいな状態でしたので、雨染み等も確認できませんでしたので、今のところは大丈夫と思われます。
お客様の不安に思っていることは出来るだけ解消できたらという思いでいつも調査しています。
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