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神戸市中央区で無料屋根点検!阪神淡路大震災時に改修された屋根の点検です
更新日:2022年10月19日
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です(^^)本日は、神戸市中央区でおこないました瓦とスレート屋根の点検をおこなった現場をご紹介させていただきます!『阪神淡路大震災以来、屋根点検をしていないので1度無料点検をしてほしい。』とのお問い合わせをいただき、屋根職人が無料屋根点検にうかがいました。 関連ページ
こちらのお住まいの屋根は、上写真のように半分がスレート、もう半分が瓦屋根となっていました。改修されたのは阪神淡路大震災で被災された後とのことでしたので、当時改修をされた屋根やさんのご苦労が伝わってくる光景です。2018年の北部地震の時も、屋根材料がなくて1年待ちのお宅も多数ございました。新築時からの瓦と同等のものが準備出来ず、当時準備出来るスレート屋根材で改修をされたのでしょう。そのような状況で改修され、ここまで30年近く雨漏りをさせることもなく持たせたわけですから、素晴らしい技術だと思います!
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瓦屋根は築後劣化してくると、固定力が落ちてくるので瓦が本来の位置からズレて隙間が出来てきます。
上から眺めると分かりづらいので、調査時には横から見て瓦の線の平行度を見ます。
こちらの瓦屋根の瓦は、軒先に向けてズレてきていました。
大きいもので約5センチズレていましたので、雨の日には雨水が一定量ここから浸入していると思われます。
雨漏り寸前の状況でしたので、今回の点検時期がある意味絶妙だったかもしれません!
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瓦屋根の下地には、現代では防水シートを敷くのが主流ですが、旧工法では葺き土という粘土質の土を敷いていました。葺き土を敷き、その葺き土に押し付けるようにして瓦を葺いていたのです。瓦を捲り、下地を確認してみました。下地の葺き土の状態はそこまで悪くありません。おそらく、地震や強風などの建物の揺れが原因で、長きにわたり少しず瓦がズレてきたのだと思われます。 関連ページ
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半分瓦、半分スレートとなっている境目にあるのが棟板金(むねばんきん)です。棟板金は、屋根面の屋根材を留め付け、隙間を覆って雨水の浸入を防ぐ役割があります。金属製なので、施工後30年も経てば板金自体の剥がれや浮きがあってもおかしくありませんが、こちらは特に大きな問題はなさそうです! 関連ページ
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板金を固定している釘の浮きは多少ありましたが、板金の固定力としてはまだ大きな問題ではなさそうです。
スレートの隙間を細かく見てみたところ、苔や汚れが溜まっている状態でした。横から吹き付けるような雨がスレートのジョイントから入り込み、その雨水が抜けられずそこに留まってしまっています。スレートのジョイント部分には、浸入してしまった雨水や湿気を排出させるために数ミリ程度の隙間が必要です。その隙間がゴミなどで詰まってしまうと、水が溜まり、スレートや屋根下地の劣化速度を速める原因となります。 関連ページ
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神戸市中央区で無料屋根点検 ⑥屋根修理方法のご提案
屋根点検を終え、屋根上で撮影した写真をお客様にお見せし屋根の現状をお伝えしました。 屋根の現状 ●瓦とスレートという重量の異なる屋根材が半分ずつ葺かれているため、重心が傾いてしまうため統一した屋根材が理想
●瓦のズレが大きく、雨水が浸入してしまっている
●スレートどうしのジョイント部分に水が溜まっている改修後25年以上経っており、まさしく屋根のメンテナンスが必要なタイミングです。
屋根修理のご提案としましては、「屋根葺き替え工事」をご提案させていただきました。
既存の瓦とスレートをめくり、新しく軸を組んで下地を整え、全面に統一した屋根材を葺く屋根工事です。
表面の屋根材を一新できるとともに、雨漏りを防止するための下地交換も同時におこなえます(^-^)
お見積りをお持ちし、ご検討いただく運びとなりました!
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