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堺市中区にて台風被害でカーポート屋根波板全面張替及び枠組み補修
更新日:2023年4月6日
堺市中区のお客様より
「台風でカーポート波板が飛散した」『枠組みの一部が曲がっていて現状のまま使用が可能か』と
お問合せを受け早急に現地調査へお伺いしました
お客様に状況をお聞きすると・・・
台風時に大きな音がしたので翌日に被害がないか確認すると、
カーポートのフレームに何かが当たった跡や、波板の一部がが飛んでしまい
雨の日は自転車や車が濡れて困っている様でした

お悩みが早く解消する為にも、現地調査を始めたいと思います

カーポート屋根・波板の様子です
端部分が一部飛散している状態で、長年の紫外線や風雨によって経年劣化が進行し
波板が茶褐色に変色していました

赤く囲んでいる箇所は
波板が浮いて隙間ができ、
強風時に破損や飛散する可能性があります

今回、使用されている波板は塩化ビニール製(塩ビ)の波板でした。
以前は定番の波板と言えば”塩化ビニール波板”で、
比較的安価で柔軟性があり施工しやすい特徴があります。
しかし、耐久性が低く耐用年数も3年~5年程度で劣化しやすい為
長期での使用はおすすめできません


波板を固定しているプラスチック製のフックは、頭部が劣化で割れ、完全に抜けているフックもあり、また固定が弱まった事で波板も浮いている状態でした
波板の固定強度が低下したままでは・・・
次の強風時→波板の飛散や落下が起る→近隣に被害→建物や車などを傷つけてしまう問題が発生
更に、人に当たり大怪我をする大事故に繋がる事も
飛来物によって破損した側枠の様子です
側枠は、カーポートの側面に取付られている部材です。
お客様が”大きな音がした!”とおしゃっていた被害箇所です。
側枠にはかなり凹みがあり、風の強さや飛来物の衝撃力が大きかった事が分かりますよね

母屋材・野縁(のぶち)の様子です
母屋材(野縁)は、屋根材(波板)を固定する役割の部材になります。
波板が飛散した際の衝撃で歪みが出来ていました
当時、台風の風速は25m/s以上あり、屋根瓦や樹木・煙突などが倒れる位の風が吹いていたようです
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現地調査が全て終了し、
お客様へ被害状況と工事内容をご説明の上、見積書をご提出させて頂きました
『お客様へのご提案内容』
①飛来物によって凹みがあった側枠→端部カバー取替
②歪みが起っていた母屋材(野縁)→野縁の補強
③飛散した波板→ポリカーボネート波板に全面張替
後日、お客様より工事受注のご連絡があり、部材を手配して工事を行いたいと思います

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・・・・・・・・・・・・・・・ ポリカーボネートとは? ・・・・・・・・・・・・・・・
透明プラスチックの中では最も衝撃に強く割れにくく
他にも、耐候性・耐熱性・透明度・加工性が高いなどの特徴があります。
家電製品や乗り物など、皆さんの身近な生活にもたくさん使用されています。
既存の塩ビ波板の耐用年数が2~3年であるのに比べ、
ポリカーボネート波板は10年程度の耐用年数があります。
性能も高く波板の張替には『ポリカーボネート』をオススメしています
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カーポート屋根・波板全面張替及び枠組み補修工事にお伺いしました
工事は、波板の撤去→母屋材(野縁)の補修➙側枠・端部カバー取付け➙波板全面張替の手順で行います
まずは、既存の波板を全て撤去し、枠組み(フレーム)の清掃を行います
フレームには溝が多く汚れが溜まりやすいのですが、
波板が設置されている時は清掃ができない為、張替工事の際は清掃もセットで行います。
撤去した波板は、廃棄処分させて頂きますので当社にて持ち帰らせて頂きます
※廃棄処分には、別途費用が必要です。
母屋材(野縁)の補修を行います。
今回は、既存のカーポートを使用する為、歪みがあった母屋材(野縁)に加工した新しい野縁を添えて設置します。
既存の野縁(現在は生産終了)により高さが1㎝異なり、高さを平行にする為、新しい野縁の下にアルミの角パイプや切り枝を敷き、高さを調整した上で、横からビスを打ちシッカリと固定しました
台風の暴風によって、飛来物が当たり大きな凹みが出来ていました
飛来物によって大きな凹みが出来ていた側枠に、新しい端部カバーを取付けて行きます。
側枠のサイズに加工した端部カバーも野縁と同じように
ビスでシッカリと固定し、取付が完了しました
部品の損傷はカーポート自体の強度に影響を与える為、放置する事は避けなければいけません
新しいポリカボネート波板を設置し、ポリカーフックで固定しました。
衝撃に強く紫外線への耐久性が高いポリカーボネートを使用しても、波板を固定するフックがプラスチック製では
フックの劣化が早い為、今回はポリカーボネート製のフックを使用しました
波板は何枚かの波板を合わせて張っていきます。
波板を張る際には施工基準があり、
波板同士に”2.5山以上”の重ね代を持たせて、波板を留めるフックは”5山以内”で留めていきます。
この基準を守らなければ、波板に隙間が出来たり、浮きやすくなり飛散する可能性が高くなります

台風の暴風によって波板が飛散し、経年劣化で茶褐色に変色が見られました
カーポート屋根の”波板全面張替”及び”枠組み(フレーム)補修”工事が全て完了しました
これで憂鬱だった雨の日も
自転車や愛車が雨水に濡れる事なく、安心して過ごす事ができます
台風だけではなく、冬から春にかけては温帯低気圧が急速に発達し『爆弾低気圧』が各地で発生し
暴風や激しい雨で大荒れの天気となり、建物に大きな被害をもたらします

自然災害に強い住まいを作るには、
普段から目視できる範囲での点検とメンテナンスを行う事が非常に重要です
お住まいで何か気になる箇所があれば、お気軽に”街の屋根やさん堺店”にご相談下さいね
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
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くまさんホーム株式会社
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