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高石市|側溝の蓋・グレーチング固定工事で騒音を解消!
更新日:2025年10月31日
こんにちは!街の屋根やさん堺店です。
今回は、高石市の築40年になる集合店舗で行った 「側溝の蓋・グレーチングの固定工事」の様子をご紹介します。
建物の改修工事中に、オーナー様から「車が通るたびにガシャンと音がして、近隣にもご迷惑をかけて困っています。」と追加工事のご依頼をいただきました。
現地を確認したところ、裏側に貼付けられている緩衝材代わりのゴムパッキンが外れていました。
今回は、騒音防止と固定力の強化を目的に、グレーチングの固定工事を行いました。
【現地調査の様子】▶高石市|側溝の蓋・グレーチングの跳ね上がりで騒音!現地調査の結果は?(アップ後リンク貼り付け)
■ 集合店舗で行った現地調査~倉庫の撤去工事をご紹介
高石市の集合店舗で行った側溝の蓋・グレーチング固定工事
■ 工事を行う前の側溝の蓋・グレーチングの問題点は?
| 【問題点】 | 【詳細】 |
| ①変形や歪みが発生 | |
 | 店舗を利用されるお客様のお車や、商品搬入の大型車両などが頻繁に通ります。グレーチング上でハンドルを切るなどイレギュラーな動作が加わると、大きな負荷がかかり変形や歪みが生じます。 |
| ②ゴムパッキンの外れ | |
 | グレーチング本体と側溝の縁が直接ぶつかるのを防ぐ緩衝材代わりの、騒音防止用ゴムパッキンが劣化し外れていました。ゴムパッキンが外れたことで、変形や歪みが起こっていたグレーチングが跳ね上がり騒音が起こっていた。 |
工事を始める前に、道路側には「危険」「禁止」を意味する赤いカラーコーンを設置します。
グレーチング固定工事では溶接を行う為、人や車両を危険エリアに近づけないようにし、事故を防ぐ為の重要な役割があります。
他にも、黄色は「通行注意・業者間の区画等」・緑色は「安全通路・資材置き場」などを意味します。
まずは古くなった騒音防止用のゴムパッキンをすべて撤去しました。側溝の内側に残ったゴムくずや汚れも丁寧に除去し、接着面を清掃します。
新しいゴムをしっかり密着させるための大事な工程です。
【参考資料】※ゴムパッキンはこんな所にも使用されています▶河内長野市|リピータ様宅で雨漏りの天窓ゴムパッキン交換
次は、側溝の蓋・グレーチングのアングルへサンダーによる研磨作業を行います。サンダーを水平に当て、軽い力で滑らせるように研磨します。
強く押し付けると削りムラや傷ができるため、均一な動きで全体を磨くのがコツです。
研磨で出た粉じん・鉄粉はエアブローで丁寧に除去し、表面の汚れや油分をキレイにふき取り溶接の作業を行います。
※当店で行ったサビが目立つ手すりの下地処理と塗装工事の様子▶羽曳野市でサビが目立つ鉄製手すりの塗装工事と費用
側溝の蓋・グレーチングをしっかり固定する為に、メッキ製の角座金をアングル部分に電気溶接しこのように繋げました。
角座金の固定は共有道路は除き、敷地側のみで施工しています。
溶接中は高温の為、金属が溶ける際にヒュームと呼ばれる白い煙が発生します。
作業員は、防じんマスクや保護具を必ず着用してから安全に作業を進めました。
こちらの溶接は
アーク溶接で行いました。
溶接は金属同士の接合に使用する溶接棒を、接合部分にコンコンと接触させる事でアークを発生させます。
そして、溶接棒と母材(ぼざい・繋げる金属→角座金を指す)を溶かしながら一体化させていきます。
今回使用した溶接棒は「神戸製鋼・ZERODE-44」です。
溶接後の仕上がりが滑らかで、グレーチングのように荷重がかかる場所にも最適です。
ローバルとは亜鉛を多く含む防錆塗料で、溶融亜鉛めっきと同等の防錆性能を持っています。
ローバル塗りを行う理由
溶接時の熱でめっき層が焼けてしまう為、そのままでは錆びやすくなります。
ローバルを塗布することで、溶接部をしっかりと亜鉛膜で保護することができます。
この処理を行うことで、雨水や湿気による腐食を防ぎ、長期間にわたってグレーチングを安全に維持できるようになります。
溶接部にローバル塗りを行う前に、塗料が周辺に飛び散らないように、マスキングテープでしっかり養生を行いました。
今回は道具いらずでワンタッチで行える、スプレー缶タイプを採用しました。使用する前はスプレー缶をしっかり振って、中の塗料をしっかり混ぜてから使用します。
スプレー塗装を行う時は、塗る面から20㎝~30㎝ほど離して塗装を行いローバル塗りが完了しました。
溶接が完了すれば、側溝の蓋・グレーチングのアングルへ新しい騒音防止用のゴムパッキンを貼付ます。道路側はボルトで固定できないので、騒音防止用のゴムパッキンを多めに使用し、しっかり押さえつけて固定しています。
今回使用した騒音防止用のゴムパッキンは、
「片岡産業・サウンドルース」です。
車が通過する際の衝撃音を吸収し、金属のぶつかり音を大幅に軽減します。
耐候性にも優れており、屋外でも長期間性能を維持します。
※画像は楽天市場を参照
ローバルが乾いた後、アンカーボルトを打ち込み固定します。打ち込み箇所はしっかりしたコンクリート部分を選び、角座金を確実に固定させます。
今回は、タイヤの接触を考慮して
頭部が平らなボルトを採用しました。
大型車両も通行するため、ボルトが出っ張らないよう安全性を重視しています。
側溝の蓋・グレーチングの「ガタガタ音」や「浮き」「緩み」は、放っておくと騒音トラブルや事故につながる恐れがあります。
街の屋根やさん堺店では、
・グレーチングの交換・固定工事
・騒音防止対策
・店舗・駐車場まわりの修繕
なども対応しております。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください!
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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