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【堺市堺区】築40年の大波スレート屋根店舗|屋根塗装工事で防水性・耐久性・美観性を回復!
更新日:2025年8月26日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
堺市堺区の店舗にて大波スレート屋根の塗装工事を行いました。
長年使われてきた店舗の屋根には大波スレート屋根全体の劣化・FRP製明り取りの割れ・フックボルトの錆びなどが発生しており、屋根塗装によって耐久性を向上させることになりました。
前回は足場設置・屋根補修・雨樋の新設作業を行い、今回いよいよ塗装作業に取り掛かります。
塗膜によって雨や紫外線から守り、建物の寿命を延ばすために行う大切なメンテナンス工事です。
屋根塗装は、建物の美観を保つだけでなく「屋根を守るための予防工事」です。
屋根は常に紫外線や雨風にさらされているため徐々に塗膜が劣化していき、防水性が低下して雨漏りやひび割れを引き起こします。
そのため、10〜15年ごとの塗り替えが推奨されています。
塗装作業の工程はまず高圧洗浄で汚れを落とし、下塗りで下地を固め、さらに上塗りを2回行うのが基本です。
正しい工程を踏むことで屋根の耐久性と美しさを長く維持することができます。
プライマー塗布(下塗り:エポラマイルドプライマーS)
まずは
下塗りとして「エポラマイルドプライマーS」を塗布します。この塗料は下地のスレートにしっかりと浸透し、劣化して脆くなった素材を固める効果があります。
また、この後塗装する仕上げ塗料との密着性を高める役割も持っており、接着剤の役割を果たします。
築40年以上経過したスレートは表面が粉化していることが多く、そのままでは塗膜が安定して定着しません。
ここでプライマーを丁寧に塗ることで塗装の下地が整って耐久性の高い仕上がりにつながり、
屋根塗装の寿命を左右する大切な工程です。
仕上げ塗料塗布1回目(中塗り:リリーフNADシリコン)
下塗りが十分に乾燥した後、仕上げ塗料である
「リリーフNADシリコン」を使用し、1回目の塗装を行いました。
シリコン樹脂をベースとした塗料で、
優れた耐候性・防水性・防藻防カビ性を持つのが特徴です。
中塗りの段階では屋根全体を均一に塗り、表面を整えることが目的となります。
中塗りを行うことで小さな凹凸が埋められて仕上がりが美しくなるだけでなく、
2回目の上塗りがしっかりと定着するための土台となります。
塗料は厚みを確保して初めて本来の耐久性を発揮するため、この中塗り工程はとても重要です。
今回は仕上げ塗りの前に、劣化したコーキングを除去した
ボルトにキャップを取り付けます。
ボルトキャップは、ボルトの頭部を覆って雨水の浸入や錆びの進行を防ぐ役割があります。
中にコーキングを充填し、はみ出たコーキングは屋根との隙間に馴染ませてしっかり防水処理を施しました。
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屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
上塗り2回目(仕上げ塗り:リリーフNADシリコン)
最後に「リリーフNADシリコン」で
仕上げの2回目塗装を行いました。
軒先や細部まで丁寧に塗り上げました。
2回目の塗布によって塗膜の厚みが十分に形成され、紫外線や雨風に強い耐候性が長期的に発揮されます。また、表面の艶感も増して見た目にも美しい仕上がりになります。
メーカーが推奨する塗布回数・塗膜厚を守ることで塗料の性能が最大限に引き出されます。
屋根塗装が完了した後、最終点検を行います。
塗装を施すことで素地の状態がより鮮明に確認でき、細かいひび割れ(クラック)が浮き彫りになります。
まずひび割れ部分に
変成シリコン系コーキング材をしっかりと充填し、防水性を高めます。その上から
塗装可能な防水テープを貼り付け、仕上げました。
この防水テープは将来の塗り替えメンテナンスにも対応できるため、長期的な保護効果が期待できます。
見えない部分の補修まで徹底することで、雨漏りのリスクを低減させました。
ベンチレーターのボルト・ステンレス線交換と塗装作業
屋根塗装と同時に、屋根上に設置されているベンチレーターの補修・塗装作業も行いました。
ベンチレーターを固定するためのボルトに錆びが発生し、ステンレス線も緩んでいました。
強風対策のためにボルトを交換し、ステンレス線を張り替えます。
まず
ケレン作業で錆びをしっかり落とし、錆止め塗料を塗布して腐食の進行を防ぎます。
錆び止め後は
仕上げ塗装を施し、美観と耐久性を回復させました。
今まで通りの換気機能を保ち、台風や強風に対しても安心できる状態に仕上がりました。
大波スレート屋根の塗装メンテナンスが完了しました!
築40年の大波スレート屋根の塗装工事が完了しました!
今回の塗装作業では、
下塗り・中塗り・上塗りの3工程を丁寧に行い、
ボルトキャップの取り付けやクラック補修、ベンチレーターや鉄部の錆止め塗装まで一貫して仕上げました。
屋根全体が
新たな防水性・耐久性を備えたことで雨風や紫外線に強く、長期的に安心してご使用いただける状態となりました。
大波スレート屋根は何年ごとに塗装すれば良いですか?
一般的には10〜15年ごとの塗り替えが推奨されています。劣化の進行や環境条件によっては、より早めのメンテナンスが必要になる場合もあります。
可能です。塗装と一緒に補修を行うことで防水性が高まり、屋根全体の耐久性が向上します。
耐候性・防水性・防藻防カビ性を備えたシリコン系やフッ素系の塗料が適しています。建物の用途やご予算に応じてご提案いたします。
屋根塗装が完了し、次回は外壁塗装前の補修の様子をご紹介します
大波スレート屋根は工場や倉庫などで多く使われる頑丈な屋根材ですが、紫外線や雨風で徐々に劣化します。特に築30年以上では粉化やクラック、錆びが進行しやすく、放置すると雨漏りや建物本体の劣化につながるため、塗装で防水性・耐久性を回復させることが大切です。
外壁についても同様で、塗膜が劣化するとひび割れや雨水の浸入を招いて建物全体の耐久性に大きな影響を与えます。
次回のブログでは外壁塗装前に行った高圧洗浄や補修作業の様子をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
【次回は外壁メンテナンスの様子をご紹介】
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