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松原市にて屋根・外壁の隙間を調査|過去に隙間から小動物が侵入していました
更新日:2025年7月28日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は松原市の長屋住宅にて屋根や外壁に発生した隙間の調査を行った様子をご紹介します。
こちらの住宅では過去に隙間からイタチのような小動物が侵入したことがあり、再び侵入されるのではないかと不安に思われていました。
お住まいに隙間があるかも?と気になる方はご参考にしてみてくださいね。
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ご相談をいただいたのは長屋住宅で、そのうち2軒が2階建てで1軒が2階+平屋構成となっていました。
今回は2階+平屋についてのご相談でした。
「2階の壁と1階の屋根の金属板が劣化し、浮いて隙間ができている。そこから小動物が入り込んだりしないか心配なので塞いでほしい。」とのことでした。
ご相談時のお客さまからは「いつ、何が侵入してくるかわからなくて不安…」というお気持ちが伝わり、早速調査に伺いました。
まず、お客様が板金が浮いていると仰っていた箇所を点検します。
浮いているのは2階外壁と1階屋根の接続部分にある「水切り板金」と呼ばれる金属板です。お客様がブロックを置いて簡易的に隙間を押さえて対処されていました。
ブロックをどけてみると
板金の下に隙間がありました。小動物ならすっぽり入れるサイズで、実際に手が入るほどの大きさでした。
水切り板金の端部には、お客様ご自身で設置されたネットが丸めて取り付けられていました。
ここに隙間があり、以前イタチのような小動物がここから屋根裏まで入り込んでしまったそうです。
現在はその小動物は出て行ったようですが、「また入ってこないか心配で…」と、お客様も不安なお気持ちをお話しされていました。
お住まいに隙間がある限り、いつ再び侵入されるかわからない…というのは、精神的にも落ち着かないものですよね。
水切り板金は本来、屋根や外壁との取り合い(接続)部分からの雨水の浸入を防ぐ重要な部材です。
しかし、こちらの板金は
長年の風雨や紫外線にさらされ明らかに劣化しており、表面は凹凸して赤茶色の錆びが点在しています。
長屋全体の老朽化が進行している様子のため、
内部の下地材も傷んでいる可能性があります。
板金・下地の劣化によって板金が変形・浮いて隙間ができてしまったのではないかと考えられます。
このような場合浮いた部分を押さえるだけでなく、板金と下地をセットで修理する必要があります。
▶
雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
瓦棒(かわらぼう)屋根の水上部に隙間が広がっている箇所がありました。
本来この部分は通気や水の排出のため、ある程度の隙間は設けられている構造です。
しかし、隙間が広がってしまうと雨が吹き込んだり、小動物や虫が入り込んで屋根裏まで来る可能性もあります。
ネットを張るなどの対策で防ぐことができます。
外壁の接続部にも穴がありました。
外壁の穴や隙間は小動物や鳥が入り込むだけでなく、風雨が吹き込んで室内への雨漏りの原因ともなりかねません。
こちらは板金で塞ぐご提案をさせていただきます。
住宅全体の点検が完了しました。
現場状況を踏まえ、お客様には下記のご提案をさせていただきました。
鳥や小動物(ネズミ・ハクビシン・コウモリなど)はほんの数センチの隙間があれば容易に侵入できます。
住宅に侵入された場合、下記のような被害を受ける可能性があります。
■室内や屋根裏に侵入して糞尿や細菌による衛生被害
■ケーブルや配線をかじられることによる火災リスク
■壁材や断熱材を通り道に使われることによる、断熱効果低下や住宅構造の劣化
■異音や異臭などによる心理的ストレスの増加
このように、ちょっとした隙間ひとつでも取り返しのつかない被害につながる可能性があります。
住宅で小動物や鳥類の侵入経路となりやすいのは、屋根と外壁の取り合いや穴などの隙間です。
特に築年数が経った建物では、下記のような原因で「侵入口」ができやすくなります。
■板金やシーリングが劣化して割れたり、剥がれている
■木材が経年劣化や腐食によって穴が開いたり、ズレが生じる
■瓦やスレートの重なりが開いてネズミや鳥が入りやすくなる など
このような隙間を放置すると、簡単に鳥や小動物に侵入されてしまいます。
侵入防止には、下記のような「物理的な遮断」が効果的です。
■隙間のある部分に新しい板金をかぶせる
■下地の補修で歪みをなくし、隙間をしっかり閉じる
■小動物が入り込めないように金属ネットや防獣材を設置する
■シーリング材で目地や取り合い部分をしっかり封じる など
このような対策を行えば侵入経路を物理的に断つことができるため、小動物の被害を未然に防ぐことができます。
ネズミは約1.5cm、コウモリは1cm未満の隙間からでも侵入可能です。信じられないほど小さな隙間でも通り抜けられるため「これくらい大丈夫」と油断すると侵入される恐れがあります。
通気口、屋根と壁の隙間、配管周辺、換気扇、網戸の破れなど、1〜2cmの隙間でも侵入可能です。特に古い家屋では隙間が多く、侵入リスクが高まります。
簡単な穴ふさぎや清掃は可能ですが、根本的な解決には専門知識が必要です。特に巣を作られていた場合や複数箇所からの侵入があると、専門業者による調査・施工が望ましいです。
今回のように
「うちもあそこに隙間がある」
「小動物の痕跡がある気がする…」
というお客様もいらっしゃると思います。
気になることがあれば被害が起こる前に、当店までお気軽にご相談ください。
経験豊富な現場スタッフが建物全体を見て、適切な対応のご提案をさせていただきます。
お客様の大切なお住まいを守るため、しっかりサポートします!
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