近くで確認すると、予想以上に大きく傾いており、固定しているスクリュー釘が抜けかかっていました。このスクリュー釘は通常、抜けにくい構造になっているのですが、ここまで緩んでいるのは非常に珍しいケースです。
さらに調査を進めると、本来であれば4カ所に打ち込むべき釘が、下側2本のみで固定されており、荷重がかかることで傾いてしまったことがわかりました。これは明らかに施工不良と言える状態です。
このまま放置するのは危険と判断し、応急処置として大工さんを手配し、不足していた箇所にビスを追加して落下を防止しました。
お客様からは「次回足場を組む際に、きちんと修繕したい」とのご希望をいただきましたので、今回は応急処置にとどめて完了といたしました。
雨樋が落下する前に対応でき、本当に良かったです。