松原市にて強風で土葺き屋根のケラバ瓦が落下して屋根下地が露出｜ケラバ瓦の脱落を放置する事によって起こる問題は？
更新日：2024年6月14日
落下した瓦は、屋根の側面に位置するケラバ瓦でした。
ケラバ瓦屋根の端にある分、風の影響でダメージを受けやすい部位です。
そのため瓦を固定している釘が緩む事でズレや歪み、ひどいと割れたり外れて落下してしまいます。
▶屋根のプロが教える！破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法
ケラバ瓦屋根の端にある分、風の影響でダメージを受けやすい部位です。
そのため瓦を固定している釘が緩む事でズレや歪み、ひどいと割れたり外れて落下してしまいます。
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1年前から瓦がない状態であったため、野ざらしの状態で風雨も直に吹き込んでいました。
葺き土は劣化してなくなり、屋根下地が露出してルーフィング（防水紙）も破れ、防水性はかなり低下しています。
下地木部に苔が発生して枯れた雑草も生えていました。
苔や草が生えているという事はその部分に水分を含んでいるという事なので、内部にかなり雨水が浸入していると思われます。
▶屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
乾燥してカラカラになった葺き土や小石が軒樋に落下しています。
このままでは軒樋が詰まったり、土の重さで歪んだり破損してしまう恐れもあるためメンテナンスが必要です。
▶雨樋掃除は業者に頼める？雨樋詰まり対策と清掃方法もご紹介
このままでは軒樋が詰まったり、土の重さで歪んだり破損してしまう恐れもあるためメンテナンスが必要です。
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ですが、三日月漆喰が劣化して黒っぽく変色しています。
現在雨漏りなどの被害は起こっていない様ですが、数年のうちに漆喰のメンテナンスを行った方が良いでしょう。
▶傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
外壁塗装は防水性能がありますが、劣化すると防水性が低下して雨水を弾く力が弱くなり、建物内部に雨水が浸入しやすくなります。
劣化した塗装面には汚れやカビが付きやすくなります。道路に面しているため大気中の汚染物質や埃・車の排気ガスなども付着しているでしょう。
こういったひび割れから雨水が浸入し、建物内部を劣化・腐食させてしまいます。
建物の強度にも影響してくるため、放置すると被害が拡大してしまいます。
▶屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる
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