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堺市中区で屋根漆喰の点検調査を行いました|漆喰剥がれやひび割れがあり漆喰の詰め直しをご提案
更新日:2023年6月1日
『漆喰(しっくい)』は瓦と瓦の隙間を埋めるために塗り込んでいる材料で、瓦の土台となっている葺き土を雨風から守る、瓦同士の隙間から屋根内部に雨水が侵入するのを防ぐといった役割があります。屋根では主に棟瓦の下や棟瓦同士の取り合い部、棟の端にある鬼瓦廻りに詰められています。他には壁や天井などでも使用されています。
漆喰の耐用年数は10年~20年程で、長年の雨風や紫外線の影響で劣化していきます。劣化すると色が黒ずんできて割れてしまい、いずれは剥がれ落ちてしまいます。
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傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
棟瓦の漆喰の剥がれや浮きが見られました。
剥がれた漆喰が屋根の上に落ちているので、恐らく音が鳴ったのはこの漆喰が剥がれたからだと思われます。
他にも漆喰が浮いていて今にも剥がれそうな部分もありました。
葺き土を守る漆喰が無くなると、葺き土が雨水の影響でいずれは流れ落ちる可能性があります。
屋根上に剥がれ落ちている漆喰は、地面に落下してしまうと人に当たる可能性があり危険なので調査時に回収させていただきました。
棟同士の取り合いや鬼瓦廻りの漆喰が剥がれている箇所があります。大きな隙間ができているので雨水が内部へ入ってしまいますね。棟の中に雨水が廻ると葺き土が水分で膨張して廻りの漆喰を外へと押し出してしまい、漆喰剥がれの原因となりかねませんね。
他にも漆喰の小さな割れや欠けている部分があり、全体的に劣化していて黒ずんでいる部分もありました。
調査が終わり、状況をご説明して漆喰の全面詰め直しをご提案させていただきましたが、お客様とご相談し、不具合部分のみの詰め直しも併せて2パターンのお見積りをさせていただくことになりました。
全面詰め直しの場合は、工事費用が上がりますが一度の工事でまとめて漆喰が新しくなり、トータルでみると費用は安くなります。
部分詰め直しの場合は一度の費用は安くなりますが、そのうち他の劣化している部分の詰め直しも必要になり、何度も工事をしなければいけないのでトータルでみると費用は高くなってしまいます。
漆喰が全体的に劣化している場合は、全面詰め直しを行う事をおすすめします。
街の屋根やさん堺店では、お住まいや建物に関する全般的な工事を行なっております。
点検調査・お見積りの作成は基本的に無料(点検調査時に高所作業車等が必要な場合は有料)で行っていますので、お困り事やお悩み事があればお気軽にご相談して下さいね!
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