八尾市で屋根点検をしたら漆喰が劣化していることがわかりました
更新日：2021年9月7日
文章だと長くなるので、同じ内容のものをYouTubeで動画として載せているので、動画で見たい方はぜひご覧ください！
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八尾市で漆喰がない屋根を点検しました 雨漏り外壁補修・塗装 八尾市
今回点検する屋根は瓦屋根です。
瓦屋根といっても色々種類がありますが、今回使用されていた瓦は釉薬瓦という表面がガラス質で艶々している粘土瓦です。
釉薬瓦は塗装などのメンテナンスは必要ありませんが、漆喰の塗り替えというメンテナンスが必要となります。
今回の記事は漆喰について書いております(*^-^*)
瓦の種類によっては塗装が必要なものもあるので、瓦の種類に見分け方やメンテナンス方法を記載した記事もあるのでそちらも一緒にご覧ください。
粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦、瓦の種類・見分け方とメンテナンス方法
漆喰は棟の下に施工されている白い部分です。
本来は真っ白なのですが、黒く変色しています。
施工後約20年ほど経過しているように思われます。
漆喰は15年から20年ほどでメンテナンス時期となります。
漆喰が劣化してくると変色するだけではなく、ひび割れが発生したり浮いてきます。
そうなると、雨水が漆喰の奥に入り込み雨漏りしてしまう危険性があります。そして漆喰の劣化を放置していると奥にある土が流れ出てしまい棟がゆがみ、崩れてしまうこともあります。
もし、棟が歪んでしまうと棟の積みなおしという工事が必要となります。
棟の積みなおしは棟瓦をバラバラにして、積みなおす作業なので漆喰工事より費用がかかります。
この状態を放置すると雨漏りしてしまう危険性があります。
今のこの状態だと漆喰工事として、古い漆喰を取り除き、新しい漆喰を施工する漆喰の塗り替えという作業が行えます。
漆喰の塗り替えを行うときは、古い漆喰は撤去しないと、新しく施工する漆喰がすぐに不具合を起こしていますので要注意です。
瓦をよく見ると細い線があります。
この線は瓦の下にある木
漆喰が取れ雨が瓦の奥に侵入し続けると、奥の奥にある木が腐り端に施工されている瓦が支えをなくし最悪落下する危険性もあります。
棟の端にすこし形の違う瓦があり、その瓦を鬼瓦といいます。
鬼瓦の周りにも漆喰が施工されています。
その鬼瓦周りの漆喰も一部剝がれていました。
この状態だともちろん雨が侵入してくるので、新しく漆喰を施工する必要があります。
ポタポタ室内に雨が落ちてきていないから大丈夫と思っていても、天井裏をのぞくと屋根裏にシミが広がっている場合もあります。
気づかないうちにジワジワと雨が侵入し雨漏りしている場合もあるので、10年に一度の屋根点検や、もし屋根に異変を感じたら街の屋根やさん八尾店までご連絡ください(*^-^*)
漆喰の塗り替えは、漆喰が剝がれてしまい、早急に手を加えたほうがいい部分だけを修理することもできます。
しかし、その他の部分も同じように劣化しているので、全体的に塗り替えをしているほうが初期費用は高くなりますが、ランニングコストで考えると何回も工事を行うよりも費用を抑えることができます。
お客様と相談した結果、今回は大屋根（2階にある屋根）の漆喰をすべて塗り替えることになりました(*^-^*)
漆喰工事は規模にもよりますが、1日から２日で行えます。
漆喰の塗り替え(詰め直し）や棟の積みなおし（棟瓦取り直し）工事の施工例や詳しい内容を書いた記事もあるので、そちらも一緒にご覧ください。
→傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
今回屋根の点検を行った屋根の漆喰工事の中の記事もあるので、そちらも一緒にご覧ください。
ブログ→八尾市で屋根工事として漆喰工事をおこないまいました
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