皆様こんにちは！街の屋根やさん和歌山店です。

今回ご紹介する現場ブログは、セメント瓦の補修と軒樋の清掃についてです。
和歌山市在住T様邸では天窓から雨漏りしており、
前回天窓の補修工事についてご紹介しました。

天窓を修理したので雨漏りする心配がないのでは？と
思われるかもしれませんが、街の屋根やさん和歌山店では
少しでも雨漏りの原因となりそうな箇所は徹底して工事を行っていきます！

和歌山市在住T様邸　セメント瓦のひび割れ補修を行っていきます

和歌山市在住T様邸の屋根は、セメント瓦で葺かれていました。
セメント瓦とは、セメントに川砂でできた屋根材のことで、1980年～1990年代によく生産されていました。
しかし現在では生産が減っており、入手困難になっています。

セメント瓦は定期的に塗装する必要があり、塗装が剥がれてくると雨水等の水分を吸い込んでしまい劣化しやすくなります。
セメントなので割れやすいですが、しっかりとメンテナンスや塗装を行っておくと耐用年数は長くなります。

T様邸のセメント瓦を確認してみると、割れている箇所がたくさんありましたので、
修理する部分を見落とさないために、ひび割れていたセメント瓦にマスキングテープを貼って目印をつけていきました。

セメント瓦はセメントでできているので硬いですが、その分しなりがないので、衝撃に弱く他の屋根材に比べると割れやすいです。
また、セメント瓦の塗装が剥がれ雨水を吸い込み【膨張】し、晴れた日に水分を蒸発させ【収縮】することでひび割れを引き起こすこともあります。

隅々までセメント瓦のひび割れを点検した後、いよいよ補修を行っていきます。

セメント瓦のひび割れ部分を清掃したら、コーキングを使って補修していきます！
セメント瓦の下には防水シート(防水紙)が敷かれており、防水シートが傷んでなければ雨漏りすることはありません。
しかし、防水シートもいつかは劣化してきますので、瓦が割れている場合はできるだけ早くに修理しておきましょう。

コーキングは瓦の色に合わせてブラウン色のコーキングを使用しています。

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冠瓦にもひび割れがありましたので、その部分もハケで汚れを落とし、コーキングを充填しました。
冠瓦とは、屋根面同士の取合い部分(棟‐むね‐)に雨水が浸透しないよう葺かれた丸みのある瓦の事を言います。
冠瓦にひび割れがあると、屋根面の取合いの隙間に雨水が浸透してしまいますので、
しっかりとコーキングで防水しておきました。

セメント瓦の補修工事がすべて完成した後は、
T様邸の軒樋に泥や苔が溜まっており雨水が排水できなくなっていましたので軒樋の清掃も行いました。

軒樋とは、屋根の軒先につけられた雨樋(あまどい)のことを言います。
屋根に降った雨水を軒樋へ寄せ集め、地面の排水口へと排水させる役割があります。
軒樋に泥や苔が溜まり排水できなくなると、泥や苔の重さで軒樋が変形し流れが悪くなったり、
軒樋から雨水が溢れてしまい建物自体の劣化を早めてしまうこともあります！

なので、軒樋などの雨樋が詰まっているかな？と思われた方は、
雨樋の清掃だけでも工事できますのでお気軽にご連絡ください★

只今、軒樋にゴミや汚れが溜まりにくくするためのネットなどもございます。
よろしければご検討してみてはいかがでしょうか？

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和歌山市在住T様邸の前回までの現場ブログ

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天窓補修➡和歌山市で天窓から雨水侵入！天窓周りをコーキングで防水します

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