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阿蘇市で小屋の錆びた折板屋根に葺き替えを提案!折板の特徴とは?
更新日:2021年10月7日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は阿蘇市にて小屋の
現地調査を行った様子をご紹介します。
折板(せっぱん)
屋根の小屋は全体的に錆びが進行していた為、葺き替えをご提案しました。
今回現地調査を行うのはこちらの小屋です。
建物詳細
小屋
屋根材
ガルバリウム
鋼板の
折板
屋根
相談内容
小屋が全体的に錆びている。
特に屋根がひどいので直してほしい。
今回は折板(せっぱん)屋根の小屋を点検します!
屋根に
登ってみると
、
折板が全体的に赤褐色になって
錆びていると分かります
。
金属
屋根はひとたび錆び始めると、どんどん
錆びが広がってしまいます。
錆びがさらに進行すると穴あきや割れにも繋がる為、早めに対応しなければいけません。
Q.金属屋根の
錆びを防ぐ
方法はある
?
A.塗装工事が有効です。
金属の錆びは
、表面の
傷や
塗膜の劣化が
原因で錆び始めます。
その為、定期的に塗装工事を行う事で錆びの進行を防ぐ事ができます。(
全体的に錆びている場合や屋根に穴が開いている場合は
、塗装ではなく
葺き替えやカバー工法を行います。
)
今回はボルトの錆も進行しており、一部ボルトが外れている箇所もありました。折板屋根は
まずボルトが
錆び、そこから屋根全体に錆び
が広がる場合
が多いです。
屋根の固定強度が下がっている為
、既存の折板屋根を撤去し、新しい折板屋根に葺き替える工事をご提案します。
提案内容:折板屋根の葺き替え
屋根を支える骨組み部分の錆びもかなり進行していました。金属にとって、錆びは最大の敵です。
こういった骨組みも
塗装を行う事で錆びの進行を抑えられる事ができますので、こちらには錆び落としをした上で塗装工事をご提案します。
提案内容:骨組み部分の
塗装
雨樋を固定している
ボルトが外れており、金属製の雨樋が折れてしまっています。
また、全体的に錆びも進行していました。
雨樋は屋根が受けた
雨水を適切に下に流す
という、重要な
『排水システム
』
を担っています。
しかし、
どこかが破損したり穴が開いていると、排水システムが正常に機能しなくなり、建物の劣化や雨漏りにも繋がります。
雨樋にも塗装メンテナンスを行う事で、錆びや劣化の進行を抑えることはできますが、
今回は折れが生じている為、交換をご提案します。
提案内容:雨樋の全面
交換
現地調査が完了し、以下の内容でご提案・お見積りを提出しました
!
・折板屋根の葺き替え
・骨組み部分の塗装
・雨樋の全面
交換
▶後日行った工事の様子は
こちら
折板屋根を留めるボルトに錆びや抜けがあり、屋根の固定強度に不安があった為、
塗装やカバー工法では強風に耐えられない可能性があります。
その為、今回のような劣化が進行した屋根には
葺き替え工事をおススメします
。
今回ご紹介した折板屋根を初めてお聞きになる方も多いと思います。
せっかくなので、特徴やメリット・デメリットについてもご紹介させていただきます♪
折板屋根は金属鋼板を台形に成形した屋根で、横から見ると台形が連なっているような形状です。
この形状には、垂直方向の力に強くなるという理由があります。

また、野地板などの屋根下地が不要な為、内側から見ても形状が分かる事が特徴です。
折板屋根は直接骨組みに固定しているわけではなく、『
タイトフレーム』
という金具を挟んで留めています。
タイトフレームに固定する方法によって
『はぜ締め
』
『重ね
』『嵌合(かんごう
)
』
などに分けられます。
折板屋根の素材は
従来はトタン(亜鉛メッキ鋼板)が使われる事もありましたが、錆びに弱い為
、現在はガルバリウム鋼板を使用する事がほとんどです。(ステンレスなどもありますが、価格がかなり高くなります。)
メリット | 強度の高い形状 下地が不要の為、施工が容易 軽量 比較的安価 水はけが良い |
デメリット | 錆びに弱い為塗装メンテナンスが必要 雨音が大きくなる 耐熱性が低い |
雨音が大きくなる為、居住スペースにはあまり向きませんが、高い強度から工場や倉庫・自転車置き場などに使用される事が多いです。
折板屋根は劣化状況によってメンテナンス方法が異なります。
塗装メンテナンス
穴あきや雨漏りなどがなく、劣化が軽微な場合は塗装メンテナンスを行います
。
折板屋根は金属素材の為、まずは塗装メンテナンスで錆びを防ぐ事が重要です。少し錆び始めている場合には錆びをやすりなどで落としてから、塗装を行います。
カバー工法
固定している箇所には問題がないものの、穴あきや雨漏りが起こっている場合にはカバー工法を行います。
カバー工法とは既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法です。
場合によっては、既存の折板屋根に防水シートを敷いてから屋根を重ねる事もあります。
葺き替え
折板屋根全体的に劣化しており、固定力も下がっている場合は、既存の屋根を撤去して新しい屋根に葺き替えを行います。新しい屋根に葺き替える事で、見た目も美しく、屋根の固定強度も復活します。
小屋や工場、自転車置き場などに使用されている事の多い折板屋根。
居住スペースではない為、メンテナンスのタイミングも見逃してしまいがちな箇所でもあります。
しかし、メンテナンスを怠ると、どんどん錆びが進行したり、ボルトが弱って屋根が外れる原因にもなります。
街の屋根やさん熊本店では、折板屋根のメンテナンスも承っております!
もちろん、屋根の状況やお客様のご要望に応じた工事方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね。
▶貴社の工場や倉庫の屋根、傷んでいませんか?
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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