ホーム > 熊本市北区|築50年ビルの屋上にウレタン防水(通気緩衝工法)…

熊本市北区|築50年ビルの屋上にウレタン防水(通気緩衝工法)|密着工法との違いも解説
更新日:2026年4月8日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は、熊本市北区のビルで進めてきた屋上防水改修工事の続編として、
通気緩衝シートや脱気筒を施工した様子をご紹介します。
屋上防水の改修を検討中の方に向けて、なぜ通気緩衝工法を選んだのか・どんな工程で進めるのかを、実際の施工写真とともに詳しく解説します。
熊本市北区の3階建てビルオーナー様より、「屋上防水が劣化している」とご相談をいただきました。
調査の結果、防水層の膨れや劣化が確認され、下地への影響が出る前に防水改修工事をご提案しました。
これらの準備工程を経て、いよいよウレタン防水工事の通気緩衝工法へと進んでいきます。
ウレタン防水工事には、大きく分けて密着工法と通気緩衝工法の2種類があります。
ウレタン防水工事(密着工法)ウレタン防水材を下地に直接塗り重ねる方法です。
工程がシンプルで費用を抑えやすい反面、下地内部の水分が蒸発する際に防水層を内側から押し上げ、防水層に「膨れ」が生じることがあります。
そのため、新築や下地の状態が良好な場合に適した工法です。
ウレタン防水工事(通気緩衝工法)下地と防水層の間に通気緩衝シートを挟み込み、下地内部の湿気(水蒸気)を脱気筒から逃がす構造を持つ工法です。
下地と絶縁するため、防水層の膨れが発生しにくく、下地の動きにも追従しやすいため、築年数が経過した建物や改修工事に特に適しています。
通気緩衝工法は「絶縁工法」や「X-1工法」とも呼ばれる工法です。
下地調整を行った屋上に、プライマーを塗布します。
ローラーを使って、屋上の平場(床面部分)と立ち上がりの全面に均一に塗り広げます。
塗り残しや塗りムラがあるとシートの浮きや剥がれの原因になり、防水の持ちも悪くなるため、丁寧に仕上げていきました。
プライマーが乾燥したら、通気緩衝シート(絶縁シート)を貼っていきます。
シートをロールから広げながら平場全体に貼り付け、下地と防水層を絶縁させます。
通気緩衝シートは裏面に粘着層があり、下地に直接貼ることができます。
シートを貼り終えたら、ローラーをかけてしっかり密着させます。
シート同士のつなぎ目にはジョイントテープを貼り、シートのズレを防ぎます。
また、シートの端には端末専用のテープを貼って下地にしっかり固定させます。
立ち上がり部分には通気緩衝シートは貼れないため、後の工程で補強用のメッシュシートを貼って施工します。
通気緩衝シートを貼り終えたら、脱気筒(だっきとう)を屋上の平場に取り付けます。
脱気筒は通気緩衝シートの下で発生した水蒸気の出口として欠かせない部材で、防水層の膨れを防ぐ効果があります。
設置数は一般的に50〜100㎡に1個程度が目安とされており、今回は2箇所に設置しています。
脱気筒の設置箇所にはシートに穴を開け、専用のベースプレートをビスで固定したうえで筒を取り付けます。
取り付け部周辺はメッシュシートと防水材で補強し、雨水が浸入しないように仕上げました。
排水口(ドレン)は屋上の中でも特に雨漏りが発生しやすい部位です。
古いドレンは経年で変形・腐食していることが多く、防水層だけ新しくしてもドレンまわりから水が入り込むケースがあるため、防水工事の際はドレンの改修も行います。
既存の排水口に改修ドレンを設置し、周囲に防水材を塗り込んでいます。
接合部は雨漏りリスクも高くなるため、雨水が入らないよう、周辺にウレタン塗料を塗って処理しました。
通気緩衝シートや脱気筒などの部材が加わる分、通気緩衝工法のほうが費用は高くなる傾向があります。ただし、下地の状態に合わない工法を選んでしまうと、短期間で膨れや剥がれが起きてかえってコストがかかることもあります。建物の状況に合った工法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
脱気筒の設置数は施工面積によって異なりますが、一般的に50〜100㎡に1個程度が目安とされています。設置位置は水蒸気が効率よく排出されるよう、屋上の水上側(高い部分)に設置します。
通気緩衝工法にすると、密着工法より長持ちするのですか?
下地の水分を逃がす仕組みがあるため、防水層の『膨れ』や『破断』が起きにくく、耐久性が大幅に向上します。密着工法より初期費用はかかりますが、メンテナンス周期を延ばせるため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
ウレタン防水工事 通気緩衝工法は街の屋根やさん熊本店にお任せください
今回はウレタン防水工事の通気緩衝工法において、プライマー塗布から改修ドレン設置までの工程をご紹介しました。
通気緩衝工法(絶縁工法・X-1工法)は、通気緩衝シートと脱気筒という専用部材を組み合わせることで、下地の水分を逃がしながら防水層の膨れを防ぐ、改修工事に適した信頼性の高い工法です。
この後はウレタン防水材の塗り重ねや仕上げのトップコートなど、完成に向けた工程が続きます。
続きは次回の施工記事でご紹介しますので、ぜひあわせてご覧ください。(近日公開予定)
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。