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熊本市東区で突風で棟板金が剥がれ落ち現地調査|台風被害を受けやすい棟板金は飛散予防を行いましょう!
更新日:2023年10月2日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
熊本市東区で突風により棟板金が剥がれ落ちたとご相談いただき、現地調査を行った様子をご紹介します。
既に他の工事業者で応急処置はされていましたが、棟板金下地の貫板も腐食してボロボロになり、棟板金を固定する力が弱くなっていたようです。
棟板金は様々な要因で浮きや剥がれが起きやすい部材です。
風で飛散すれば近隣住居や通行人などにも被害をもたらす為、しっかり点検・メンテナンスを行っておきましょう!
突風で棟板金が落ちてきたそうです。
大きな板金が屋根から落下すれば、大きな事故になる事もあります。
幸い、今回は人的被害も近隣住居にも被害はなかったそうです。
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【参考】台風で棟板金が落下し波板屋根や屋外フードに被害を受けた住宅
突風で剥がれ落ちた棟板金は、既に他の業者によって応急処置されていました。防水テープでの固定だけなので、このままずっと固定できるわけではありません。
しかし、棟板金が剥がれたままでは雨漏りのリスクがかなり高くなってしまう為、本工事までの時間稼ぎとして応急処置は大切です。
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屋根などが地震や台風で被災した際に行う緊急時の応急処置「雨養生」
他の業者が撮影した、被害状況の写真も見せていただきました。
棟の端まで棟板金が剥がれ落ちています。また、棟板金の下地木材である「貫板(ぬきいた)」もボロボロで一緒に剥がれ落ちている事が分かります。
棟板金は屋根に直接取り付けられているのではなく、下地木材の貫板に釘やビスで固定されています。
下地の貫板が水分の侵入や経年劣化でボロボロになっており、棟板金を固定しておく力がなくなっていたようです。
本来、貫板はこのように屋根に取り付けられています。
木材ですので、水分の侵入や経年劣化で徐々に腐食が起きてボロボロになってきます。
棟板金に覆われていると、貫板がどれほど劣化しているか分かりにくいですが、木製貫板の場合は10年に一度くらいで交換する事をおすすめします。
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【参考】強風で飛散した棟板金と貫板を交換した施工事例
台風や突風で住宅に被害を受けた場合、火災保険の補償対象になります
今回棟板金が剥がれ落ちたのは突風が原因である為、修理費用が火災保険で補償される可能性があります。火災保険は「風災」「雹災(ひょう)」「雪災」などで被害を受けた場合も補償の対象となっています。
今回の突風による棟板金落下は「風災」となる為、火災保険で修理費用が補償されるかもしれません。
※但し、保険会社が経年劣化と判断した場合は、補償の対象外になります。
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【最新版】火災保険が適用される屋根工事
梯子をかけて工事を行う事ができない為、仮設足場を立てて棟板金と貫板の交換を行うようにご提案しました。
お客様には後日お見積り書を提出させていただきます。
台風被害を受けやすい棟板金は定期的に点検・メンテナンスを行いましょう!
幸い、今回は棟板金の落下によるケガや物損はありませんでした。
しかし、
万が一棟板金が落下した所に人がいれば、重大な事故になってしまいます。棟板金は屋根の頂上にあり、風の影響を受けやすく、貫板の劣化や釘の抜けなども原因で剥がれが起きやすいパーツです。
落下してしまえば大きな事故になる為、定期的に点検・メンテナンスを行って落下を予防しましょう!
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棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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