
氷川町で棟の地震被害の現地調査を行いました。
更新日:2017年7月30日
今回は、地震の被害で棟がズレてしまい、今回の台風で被害が悪化してしまったお宅からご依頼をいただき、現地調査にお伺いしました。費用をかけず、必要最低限の補修をしたいとのことでしたので、屋根にあがり補修の必要な箇所を調査していきます。

まずは、一番心配されていた母屋の本棟から調査していきます。
写真ではわかりにくいですが、写真手前からテレビアンテナの辺りまで棟が蛇行しています。

棟の中の土が露出してしまっており、雨風でほとんどなくなっていました。棟瓦は漆喰でとまっているだけの状態で、場合によっては台風等で飛散してしまいます。

小屋も地震被害によって棟が被害を受けていました。
こちらは瓦自体が落下してしまい、シート内部は棟瓦がほとんど残っていませんでした。瓦は母屋のものと同じものが使用されていたので、今回は小屋の残った瓦を母屋に使用して積みなおしを行い、小屋は乾式工法(乾式工法についてはこちら)で棟の補修を行うという内容のご提案をしました。

何箇所か瓦を剥いでルーフィング(防水シート)の状態も確認しました。表面上は無傷のように見えても、瓦がずれた事による破れや経年劣化でルーフィングがダメージを受けており、雨漏りの原因になっている場合もあります。
築年数が経っていて心配だという方は、地震や台風等に関係なく一度専門業者にお願いされて、点検してみてはいかがでしょうか。
工務:有田
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