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名張市で築20年の洋瓦屋根/台風被害で葺き替え工事
更新日:2025年12月9日
こんにちは。街の屋根やさん伊賀・名張店です!
名張市にお住まいのM様邸で、長年使われてきた洋瓦屋根の葺き替え工事がスタートしました。
築20年以上の建物で、台風時に洋瓦が飛ばされてしまったというご相談をいただき、点検の結果「屋根全体の劣化が進んでいるため、葺き替えが必要」と判断して今回の工事に至りました。
まずは安全に作業を進めるため、建物の周囲に足場を設置します。
屋根リフォームでは足場は必須で、職人が安全に移動できるだけでなく、周囲への落下物防止にも役立ちます。
足場が組み上がると、いよいよ瓦めくり作業へと進みます。
今回のM様邸の屋根は「洋瓦(セメント瓦)」です。
陶器瓦より軽量ですが、セメントが主材料のため、塗料の保護層が落ちてしまうと一気に劣化が進むという特徴があります。
点検時に確認したところ、表面の塗料が広範囲で剥離し、下地が露出している状態でした。雨や紫外線の影響を受け続けた結果、色あせだけでなく、表面のざらつきや吸水による劣化もはっきりと見えていました。
セメント瓦の一般的な寿命は30~40年と言われますが、「塗装が剥がれてしまうと寿命が短くなる」という点が非常に重要です。
M様邸のように築20年ほどで葺き替えが必要になるケースも珍しくありません。
瓦をめくり、取り下ろす作業は想像以上に時間と手間がかかる工程です。
洋瓦は1枚あたり約3.4〜4.5kgあり、屋根材の中では比較的重い部類に入ります。
そのため、職人が何人も屋根に上り、丁寧に一枚ずつ瓦をはがしては地上へ降ろしていきます。
安全を確保しつつ効率良く進める必要があるため、熟練した職人の技が生きる工程ともいえます。
瓦を全て外すだけでもほぼ1日かかる大作業となりましたが、この工程を丁寧に行うことで、後の防水処理や新しい屋根材の施工がより精度高く、確実なものになります。
瓦をめくり終えると、黒いシート状の防水材「ルーフィング」が見えてきます。
このルーフィングは屋根の最終的な防水を担う重要な材料で、ここが傷んでしまうと雨漏りのリスクが一気に高まります。
今回の屋根では、ところどころに白い筋のような跡が現れていました。
これは雨水が通った跡で、ルーフィングが劣化して水を通してしまった証拠です。
幸い、まだ室内へ漏水するほどの深刻な状態には至っていませんでしたが、このまま放置すれば確実に雨漏りにつながってしまいます。
今回のタイミングでリフォームをご依頼いただけたことで、大きな被害が出る前に対処することができました。
既存の桟木(瓦を引っ掛けるための木材)は劣化のため撤去し、ルーフィングは上から新しいものを重ねて施工します。
重ね貼りは防水性を向上させる方法で、屋根の耐久性を高めるうえでも効果的です。
劣化したルーフィングの上には、新しい野地板(のじいた)を施工して、屋根の土台を補強していきます。
野地板は屋根材を取り付けるための“土台”となる部分で、ここがしっかりしていないと新しい瓦を乗せても長持ちしません。
今回のように葺き替え工事を行う場合は、野地板を新しくして耐久性を確保することがほとんどです。
新しい野地板が貼られた後は、さらに上から新しいルーフィングを敷き詰めていきます。表面に見える小さな凹凸は滑り止めとしての役割だけでなく、新しい桟木との間に微細な隙間をつくって雨水の逃げ道を確保する重要な機能も担っています。
屋根は見えない部分こそ耐久性の要となるため、この防水作業は非常に重要な工程です。
下地の補強、防水シートの施工までが完了し、屋根葺き替え工事は順調に進んでいます。
次は新しい洋瓦が屋根に葺かれていく工程に入ります。
屋根の印象が大きく変わる瞬間でもあり、仕上がりを楽しみにしていただけるフェーズです。
名張市で同じように台風被害や劣化でお悩みの方は、早めの点検がとても重要です。
屋根は普段見えない場所だからこそ、劣化に気づかないまま症状が悪化してしまうケースも珍しくありません。
「最近、瓦の色が薄くなった気がする」「台風後に屋根が心配」といった些細な気づきでも、まずはお気軽に街の屋根やさん伊賀・名張店へご相談ください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
街の屋根やさん伊賀・名張店では、これまで多くのお客様に屋根や外壁の工事をご依頼いただいています。
地域密着だからこそ、一軒一軒丁寧に対応し、安心してお任せいただけるよう心がけています。
工事後には「説明がわかりやすかった」「職人さんが丁寧で安心した」といった嬉しいお声をたくさん頂いています。
初めての工事で不安な方も、実際のお客様の感想を読むことで少し安心していただけると思います。
「こんな対応なら相談してみようかな」と感じていただけたら嬉しいです。
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