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名張市で屋根葺き替え!野地板張りで下地を強化
更新日:2025年8月1日
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張です。
名張市で屋根の葺き替え工事を行っています。
前回のブログでは、長年建物を守ってきた日本瓦を下ろし、葺き替え工事の準備段階についてお伝えしました。
過去の記事はこちらからもご覧いただけます!
今回は屋根下地の要ともいえる 野地板(のじいた)張りについてご紹介します。
今回の屋根は昔ながらの 土葺き工法 で施工されていました。
土葺きとは、瓦の下に大量の土を敷き詰めて瓦を固定する伝統的な方法です。
◇土葺き工法のメリット
しかし、デメリットもあります。
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土の重さにより屋根全体が 非常に重くなる
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地震などで建物に大きな負担がかかる
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定期的なメンテナンスが難しい
現在は軽量化と耐震性向上を目的に、土葺きから 軽量屋根材+野地板 の構成に変更することが多くなっています。
瓦と葺き土をすべて撤去すると、屋根の下地が見えてきます。
今回の建物では「バラ板」と呼ばれる下地材が使用されていました。
しかし長年の経年劣化で、板が傷んだり一部が腐食している箇所もありました。
瓦を固定していた桟木(さんぎ)も取り外します。
ここで重要なのが、 新しい下地をしっかり作り直すこと です。
屋根は雨風にさらされるため、下地の強度が不十分だと新しい屋根材を取り付けても安心できません。
今回、新しい下地材として使用したのは 構造用合板 です。
構造用合板は、複数の木板を接着して1枚にしたもので、強度が高く、耐久性にも優れています。
昔の杉板バラ板に比べて継ぎ目が少なく、屋根全体を しっかり面で支える ことが可能です。
野地板を張る前に、既存のバラ板の高さが場所によってバラついていたため、下地調整を行いました。
高さを整えたうえで構造用合板を全面に張っていきます。
◇野地板張りのメリット
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面で屋根を支えるため、 強度が格段に向上
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継ぎ目が少なく、 雨漏りリスクが低減
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断熱材や防水紙も施工しやすくなる
今回は屋根形状に合わせて一枚ずつ丁寧に加工し、ピッタリと張り込みました。
以前使用されていた杉板に比べ、今回の野地板は大判サイズのため隙間が大幅に減り、より安心な屋根下地になっています。
野地板の施工が完了すると、次は 防水紙(ルーフィング) の施工に移ります。
防水紙は万が一屋根材の下に雨水が入り込んだ場合でも、建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を持ちます。
屋根の寿命やメンテナンス性を大きく左右するため、しっかりと丁寧に施工していきます。
屋根工事というとどうしても「仕上がりの見た目」に目が行きがちです。
しかし、実際に屋根の寿命を大きく左右するのは今回ご紹介した 野地板などの下地部分 です。
見えない部分をしっかり施工することが、将来的な雨漏り防止やメンテナンス費用の削減につながります。
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「雨漏りしているけど原因がわからない」
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「屋根が古くて不安」
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「耐震のために軽い屋根にしたい」
このようなお悩みがありましたら、ぜひ街の屋根やさん伊賀・名張店お気軽にご相談ください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張』
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