ホーム > 名張市で棟板金の応急処置と, 雨水を含みふやけた屋根の点検を…

名張市で棟板金の応急処置と, 雨水を含みふやけた屋根の点検を実施
更新日:2025年6月2日
伊賀市、名張市の皆さんへ。
街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は名張市の戸建てのお客様からご依頼をいただきました。
工事のきっかけは、台風の際に屋根の棟板金(むねばんきん)が飛んでしまった事でした。
お困りの折、ご近所の方が弊社を紹介してくださり、I 様と共にご来店してくださいました。
こうしてご縁が広がることに、心より感謝申し上げます。
一階の窓からの雨漏りも気にされていたのですが、一階に雨水が染み出しているということは、二階の屋根にも何か問題があるかもしれません。
屋根裏を含む、お住まい全体の点検を行います!
まずは屋根の上から点検いたします。
台風の強風により棟板金(むねばんきん)が飛ばされてしまい下地がむき出しになった箇所に、ルーフィング(防水シート)を貼り付けて応急処置を施しました。
棟(むね)は屋根の最も高い位置にある水平な部位のことで、それをカバーしているのが棟板金(むねばんきん)です。
高い場所ほど風が強く当たるので、台風のあとは「棟板金が飛んでしまった/めくれてしまった」とのお問い合わせを多くいただきます。
屋根は普段目にすることがない分、「気が付いたら想像以上に劣化していた」ということが起きやすいです。
定期的に無料点検を行うことで問題点に気づくことができ、台風に備えることができます。
こちらのお住まいは、スレート屋根が使用されていました。
スレートは、セメントが主原料の屋根材です。
それ自体に撥水性がないので、塗装がめくれれば雨水をどんどん吸い込んでしまいます。
黄色いコケが生えているのは、スレートが水分を含んでいるサインです。
屋根の上を慎重に歩かせて頂くと、フワフワとして沈み込む感触がありました。
ルーフィング(防水シート)が劣化し雨水を防ぎきれず、水分がスレートだけではなく、その下の野地板(のじいた)にまで染み込み、屋根全体をふやけさせている状態です。
30年前に一般的に使われていた「アスファルトルーフィング」の耐用年数は、およそ20年と言われています。
I 様邸は築30年経っていますので、ルーフィングが硬化してしまい、役割を果たさなくなったと考えられます。
屋根塗り替え時期の目安は10年に一度と言われており、もし再塗装をし屋根の撥水性を回復させていれば、ここまで酷くはならず、総合的に見て修理費も安く済みます。
定期的なメンテナンスで雨漏りからお家を守りましょう。
屋根裏も点検します。
やはり野地板(のじいた)まで雨水が染み込んでいました。
白い部分は、雨漏りによるカビです。
この中央のキラキラと光って見えるものはヤニです。
この部位は、米松(べいまつ・アメリカ輸入の松)が使用されることが多く、松はご存知の通り松ヤニを出します。
木材が元気でいる以上、どうしても染み出てきてしまうものなので雨漏りではありません。
気になさらなくても大丈夫です。
少し離れて見ると、野地板(のじいた)が雨水によってふやけてしまい、たわんでいることが分かります。
野地板が水分を含み柔らかくなってしまうと、屋根工事の際にクギを打とうとしても、すぐ抜けてしまいます。
屋根を支える垂木(たるき)が無事だったことが幸いでした。
垂木が腐り、屋根を支えきれなくなると、屋根全体を総取り換えしなくてはならず、工期・工費ともにかさみ、お客様のご負担が大きくなってしまいます。
本来なら野地板を取り替えた方が良いのですが、大掛かりな工事になってしまうので、お客様のご予算以内で収めるため、カバー工法での修理をご提案いたしました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-iganabari@aihome-ai.com
アイホーム株式会社
〒518-0441
三重県名張市夏見3153番3
三重県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@takumi-home.biz
株式会社匠ホーム
〒512-0911
三重県四日市市生桑町339−4


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。