伊賀市の日本家屋の下屋根の雨漏りから床下が白蟻被害に！
更新日：2025年6月9日
なんと築100年の、趣のある日本家屋です
長年続く雨漏りにお悩みだと、ご連絡くださいました。
瓦を20～30年程前に葺き替えられていたので、見た目はキレイですが、屋根の内部はどうなっているのでしょうか。。？
早速点検していきましょう
ちょうどマルで囲んだ部分が、雨漏りの箇所です。
雨水が溜まり続け、所々カビが生え腐ってしまっています。
杉板は、昔は防水シートの代わりに敷かれていたもので、その上に屋根土、瓦と重ねられています。
屋根土が一部流れ出してしまっているので、その上に乗せられた瓦がズレてしまっても不思議ではありません。
軒鼻（のきはな・軒先の先端部分）の高さが不揃いなのが分かります。
修理の際に、屋根板を支える垂木（たるき）の高さを修正する必要があります。
雨漏りの水が流れて、木材を腐らせてしまっています。
更に、湿気た木はシロアリの大好物。
シロアリは紫外線に当たると死んでしまうので、表面だけ残して木材の内部を食べ尽くします。
矢印の箇所などは、手で軽くつつくと簡単に壊れてしまうほど、もろくなっていました。
歴史ある日本家屋に関する知識と技術を持つ職人さんが、腕を振るいます
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