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四条畷市 古い家によくみられる天窓瓦。そこから雨漏りはなぜ?
更新日:2021年5月27日
四条畷市の古い旧家での離れ屋根に取り付けられている天窓瓦。最近のアルミなどでシステム化されたものではなくて、瓦の規格に合うように、開口部まわりは瓦の形状をした、土で成形して焼成した瓦製の天窓瓦んです。
その開口部の上にガラスを乗せただけの簡素なつくり、昔は土間などの奥に炊事場があることがおおく、暗くて炊事作業などいにくかったので、屋根から明かりを取って室内を明るくしようと作られたのが天窓瓦なんですね。その当時はアルミ製品などありませんでしたしね。
今回はその天窓瓦から雨漏りがするとうことで、調査に参りました。
天窓瓦です瓦でできた枠で本来なら隣接する瓦と噛み合い、スッキリと仕上がるのですが、この屋根で使用されてる桟瓦が、特殊な寸法で、働き寸法が短い桟瓦なので、天窓瓦と形状が合わなかったため、丸瓦で両側面をかぶせてあるのでしょうね。
開口部に上にはガラスが乗せられているだけの簡素なものです。ガラスの下にはコーキングが多くされてますので、前から雨漏りを起こしていたんですね。
今回の雨漏りは、この天窓瓦からというよりは、その上の棟下瓦のズレが原因のようですね。
室内から天窓部分をみると、隅棟部分の野地がかなり白くなっております。これは棟部分から雨漏りを起こしていることが伺えます。
雨水が瓦の下を流れてしまったら、天窓瓦の下は何か防水されているわけではありませんので、この部分から雨が漏っていまいますよね。
天窓瓦上部に土も見えてます。
その他、玄関部分の刀根丸部分からも土が流れるとのことでしたので、確認しました。
この丸瓦の下は土を置いているだけなので、経年により土が砂化して流れているようなので、南蛮漆喰などでの取り直しが必要になります。
屋根全体を葺替ればいいのですが、それではかなり大きな工事になってしまうので、お客様と相談したところ天窓をなくしてもいいとのことでしたので、天窓瓦の撤去、その付近の瓦の葺替工事、隅棟の補修でお見積りをさせて頂きます。
最近では、天窓で明かりととうより、電気代が安価ですむLEDなどで明りを取る方がいいと言うことも言われております。
まぁ、確かに屋根に穴をあけるのは、雨仕舞上よくはないですからね。
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