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摂津市 和形瓦の撤去工事が始まりました。和形瓦の撤去は、なかなかの重労働です。
更新日:2024年12月26日
摂津市の平屋建てのお客様で、現状は陶器和形瓦が葺かれておりますが、年数も40年以上経ちますし重さも気になるので、新しく軽い屋根材にして欲しいとのご依頼を受け工事させて頂くことになりました。
まずはこの陶器和形瓦を撤去していく工程から初めて行きます。
瓦は釘で留め付けられてないので上に持ち上げると外れます。そうやって和形瓦を外していきますと、その下に野地一面の土が現れます。
昔はこのような土葺という工法で、瓦の下に練った土を置きそこに瓦を貼り付けて行くという工法でした。
この工法は、瓦が伝来した1400年前からの工法で、瓦下の土が雨水を吸ってくれたり、建物の湿度を調整したり、防火の観点からも効果がありましたが、阪神大震災から土葺は重いということになり、
土を使用せず、木の瓦桟を打ちその桟に瓦を引っ掛けて、釘で留める桟掛け工法が主流となり、土葺工法は関西では大阪の南部から和歌山にかけてだけまだ残っているようです。
瓦を撤去したら、この屋根一面に置かれた土を取り除きます。
土を取り除く方法は、人海戦術しかありません。すべて手作業で取り除いて行きます。
これが、なかなかの重労働で重いし埃まみれになるし、瓦仕事の中にで一番キツイ仕事になりますね。
それでも取り除かないと次の工程にいけないので、無言でせっせと取り除いて行きます。
土を取り除いたら、下葺材も撤去します。
この下葺材の上には埃が一杯のってますので、これを落とさないように慎重に下葺材を巻きながら撤去していきます。
そうするとバラ板野地が現れます。
バラ板野地が現れました。ここは元々の野地の上にバラ板を打ってありますね。建物の年数はわかりませんが、30年以上前にも葺替工事を行っているようですね。
バラ板のように粗く木を打ち付けると、土がその目に噛むので土がズレなくなるので、土葺での瓦葺の野地はこのような粗いバラ板野地が適していたんです。
しかし、新しい屋根材のシングル材はすべて釘で留め付けますので、このような粗い野地のままでは釘が効かない部分が出てきますので、この上から合板を打ち付ける必要があります。
その後の工程として合板野地板張りをして、ゴムアスルーフィング貼り、そしてシングル屋根材の施工という流れになります。
本日は瓦撤去のみの工程ですので、この上にブルーシートで雨養生して明日から合板工事に入らせて頂きます。
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