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尼崎市 工場で雨の日に滑るグレーチングに滑り止め加工しました。
更新日:2023年7月21日
工場の建物で作った製品をトラックに積み込む際にフォークリフトで積み込みます。
その際に雨の日に滑って納品物の損傷や従業員が万が一怪我でもされたら大損害につながります。
しっかりしている会社さんですので安全対策に力を入れており、何とか滑らないかと対策を考えておられました。
今回は矢印のレールとグレーチングの2か所を通路の真ん中の4mを試してみたいとの依頼を受けました。
工場内で霧状の工業用油を噴出しながら製品を作っていく機械の上に上がる階段も従業員さんがよく滑るとのことでこちらも滑り止めの対策として依頼を受けました。
作業をしているので新しく構造用合板にカパラグリップを塗ってあとから設置することを提案させていただきました。
工場内の階段と同じ大きさの構造用合板を作成して下地のプライマーを塗っていきます。
プライマーとは簡単に言うと接着剤みたいなものです。
同じくグレーチングも営業中なので同じものを仮に設置して工場のグレーチングを持ち帰りカパラグリップ塗布工事を施工しました。
日曜日は会社が定休日なので残りのレール部の施工に伺いました。
まず初めに工業油用のデトックス洗剤で洗浄していきます。
油をしっかりとっておかないとせっかく塗った防滑材が剥がれてしまいますので大事な作業です。
次に今回塗るレール部は幅が7cmくらいしかありません。
そのためにレールの表面にあえて傷をつけて接着剤のプライマーがよく引っ付くように研磨作業を施しました。
今回のレール部はスプレーガンで吹き付けて塗っていきます。
スプレーガンから大量に溶剤と滑り止めの粒が飛び出てきて周りに飛び散ります。
そのため塗る必要がない部分に養生のマスカーを貼っていきました。
施工後の写真です。
今回はグレーチングは
グリーン色でレール部はいぶし色で工事させていただきました。
写真では分かりにくいかもですけどしっかり粒が張り付いています。
粒の正体は今までは廃棄処分されていた瓦や洗面台などを細かく砕いたものでできています。
地球にやさしいエコ商品です。
街の屋根やさん大阪門真店では屋根工事だけではなくこのように防滑工事なども行っています。
工場 鉄階段 スロープ 浴室など滑るよな~って箇所はたくさんあります。
小さな面積でも構いませんので気になる箇所があればお気軽に問い合わせくださいませ。
ありがとうございました。
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