枚方市で棟の積みなおし工事 漆喰塗り替え工事をしました。
更新日：2023年1月27日
雨水が侵入して2段目ののし瓦と屋根土が剥がれて瓦がずってきて隙間ができてきていました。
分かりにくいかもしれませんが所々土の色が変わっている箇所があります。
これが雨漏りをしている箇所です。
鉄板の庇がかなりサビていましたのでその上から新しい屋根板金を葺きますと、サビが移るのと最近の屋根材は全て釘やビスで固定していきますのでこういった風に下地を施工しなければなりません。
用途に合わせて色んな種類の下葺き材があります。
解体しないで上から新しい漆喰を塗ると厚みが大きくなり棟瓦から雨水が切れなくなり棟土に侵入する恐れがあります。
表面が凸凹になっているところなどは、真っ直ぐになるように下地の調整をしていきます。
今回はカレッセという板金屋根材です。裏地に断熱材が貼っているので表面温度が高くなっても大丈夫です。
本来のように壁のモルタルを解体して壁際の板金を設置して新たに新しいモルタル壁を施工するとその分の費用がかさんできます。
今回のカレッセの棟板金は丸みを帯びており上品な仕上がりに見えます。
漆喰が剝がれやすい箇所で雨水が入りやすいのでこういった処置を施しました。
漆喰を塗り替えるだけで白色が目立ってとても美しくなりました。
現在はステンレス製の釘で固定しています。
今回目に見えている割れ瓦は交換していますが、今後また違う個所から同じように割れてくる可能性があります。
ありがとうございました。
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