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守口市 擁壁(ようへき)いぶし瓦の先の部分巴瓦の割れのを修繕しました。
更新日:2025年12月24日
守口市で塀のいぶし巴瓦(トモエカワラ)割れの交換工事をご提案させて頂きました。物干し竿をぶつけてしまい、玄関先で目立つことから工事の依頼がありました。
部位としてのともえ「巴(巴瓦)」
屋根の端や接続部分に取り付けられる特殊な形状の瓦を「巴瓦(ともえがわら)」と呼びます。主に以下の2箇所で使われます。
- 軒巴(のきともえ): 軒先(屋根の先端)に並ぶ丸い瓦のことです。正式には「軒丸瓦(のきまるがわら)」と呼ばれます。
- 棟巴(むねともえ): 屋根の頂上である「棟(むね)」の端(鬼瓦の裏側など)に蓋をするように設置される瓦です。
割れた巴瓦を解体しました。巴瓦は屋根土で固定し銅線で緊結します。なので古い屋根土も綺麗に取り除きます。屋根土には雨が当たっても大丈夫なように漆喰もしていますがそれも一緒に撤去しました。
銅線も傷んでいたため新しく打ち替えます。
2022年1月の建築基準法改正により、新築時の瓦の全緊結が義務化されており、2025年現在もこの基準に適合した施工が必須となっています。
1. 銅線による緊結方法
主に以下の2つの工法が用いられます。
- 大回し工法: 棟全体を外側から銅線で巻き込んで固定する方法です。
- 中止め(なかどめ)工法: 瓦の内部に銅線を通して固定する方法で、外側に線が見えず、より強固に固定できます。
2. 法改正による影響と現状(2025年時点)
- 義務化: 2022年以降の新築や大規模改修では、全ての瓦を釘、ネジ、または銅線等で緊結することが義務付けられています。
- ガイドライン工法: 従来の銅線のみの固定から、より耐震・耐風性能を高めるために「強化棟金具」とネジを併用する「ガイドライン工法」への移行が進んでいます。
- 素材の変化: 銅線は経年劣化で切断されるリスクがあるため、近年ではより強度の高いステンレス線が推奨・採用されるケースが増えています。
解体撤去した古い屋根土の代わりに新しい屋根土を置きます。瓦は屋根土を置いて接着させます。昔の土葺きなどはすべての瓦に屋根土を置いていました。土の下にはステンレス製のスクリュー釘に銅線を巻きつけ打ち込みます。今回は2箇所4本銅線を出し瓦との緊結準備を行います。
巴瓦を屋根土の上に置き銅線を回し固定しております。玄関口でひび割れていた瓦部分も綺麗になり、施主様にも喜んでいただけました。工期は1日で簡単な工事に見えますが、細かな職人作業が施されている施工です。
街の屋根やさん大阪門真店には、寺社仏閣も対応可能な熟練の瓦職人が多数在籍しており、長年の経験と知識による屋根工事を行っております。古い形状の屋根から最新のガルバリウム鋼鈑の屋根など、様々な物件に対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。ここまでご閲覧頂きありがとうございました。
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