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美濃加茂市で平板瓦のメンテナンス 瓦が割れてしまったお家への瓦の差し替えと木下地の補強
更新日：2023年1月9日
今回は美濃加茂市での瓦のメンテナンスの様子を紹介します。
今回のお家では平板瓦を使用されていました。
平板瓦というのは、和瓦と同じく陶器のような瓦となります。
ですので、雨や年数経過による影響を非常に受けにくい屋根材です。
屋根の構造としては板金などの屋根に近く、和瓦のような葺き土や漆喰が入っていません。
瓦の固定方法としては、瓦を組み合わせた上で、木下地にビスで固定するという方法をとっています。
ですので、瓦の飛散が非常に起こりにくく、劣化のしやすい箇所も少ない、耐久性が非常に高い瓦となっております。
その特徴から、防災瓦として評価が高い屋根材です。
欠点としては、やや高価な事にあります。
ただ、メンテナンスにかかる費用が少ない事を考えると、欠点とも言い切れません。
今回のお家の平板瓦は、破損してしまっている瓦がありました。
このような破損はあまり見ません。
原因は分かりませんが、雨が入りやすい状態になっていると、下地には悪影響を与えてしまいます。
新しい瓦と交換をする必要があります。
また、瓦を外した状態を見てみると、屋根の下地も破損してしまっています。
平板瓦は下地の木にビスを打ちこむため、下地の修繕も必要になってきます。
今回は瓦の差し替えも行うのですが、下地の補強も行います。
状況によっては防水シートも修繕を行う必要がある事もあるのですが、
今回は防水シートまでは影響が無かったので、下地の補強と瓦の差し替えで完了となります。
今回は木が欠けてしまっているので、新しい木をビスで固定していきます。
木を固定した上から、新しい瓦を設置し、ビスで固定して完了となります。
今回は、瓦自体が破損していたので、修理のタイミングが分かりやすかったと思います。
ただ、屋根の上は瓦が破損していたとしても、気づかずに放置してしまう事も多いです。
屋根の状態を維持するためにも、定期的に点検を行うようにしましょう。
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