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奈良市中町で屋根劣化と地盤沈下によるクラックがあるお家の調査です
更新日:2022年4月26日
みなさんこんにちは!!
街の屋根やさん奈良南店
お家のお悩みの謎解き探偵
眠りの小五郎 こと 店長の吉本です!!
今回は奈良市中町で、屋根の劣化(色褪せ、退色)や外壁に多数の大きなクラック(ひび割れ)のあるお家の調査をしてきました。
お客様と初顔合わせ後
まず、お客様が困っている今のお家の状態をヒアリングしました。
屋根の劣化、外壁にたくさんのクラック(ひび割れ)が気になる。
あと、一階の和室の天井に雨漏りした跡が有るんです
とのことでした。
雨漏りがある場合はまず、雨漏り箇所の確認から!ということで
先にお家の中にお邪魔しました。
「おじゃましまーす!」
靴を揃えて、玄関に足を一歩、二歩
・・・・?
あれ?
「お家、傾いてませんか??」
というと、よく気が付きましたね!と驚いた様子で
「そうなんです、新築時すぐから傾き出して、ずっとそのままなんです」
とのこと。
謎解き( ..)φメモメモ①
玄関の辺りからリビングまでの廊下がすこし変な感じ。
そのまま、雨漏り箇所のある和室へ
和室の壁際を見させて頂くと
結構な量の雨漏りの跡!毎回漏れている訳ではないが、風の強い日に雨漏りがあるとのこと雨漏りがあるので、普通に考えるとここの上にはバルコニーか屋根があると予想するんですが、二階には部屋があるとの事。。謎解き( ..)φメモメモ②バルコニーも確認させて頂きます!との事で2階へ
と言う事で二階のバルコニーへ。
先ほど雨漏りしていた箇所の丁度反対側にありました。現状はモルタルの床仕上げ。床には、コンクリートの収縮を考えて作ってある目地にひび割れを確認!でもここの下は雨漏りはない様子でした。上部には波板のテラス屋根がありました。ここで注意なんですが
モルタルのバルコニーには防水効果はほとんどありません!!あまり知られていませんが、モルタルやコンクリートは実は、水分や熱で収縮を繰り返しています。ひび割れができて当たり前です。そして、この写真にも有りますが、モルタル仕上げ等の床には写真のように目地があります。この目地の役割は、収縮するコンクリートに対して、思わぬ箇所にひび割れが起こらないように意図した場所にひび割れを起こすように目地が入っています。と言う事は、ひび割れが起こるのは当たり前、そして、ひび割れからの雨漏りも当たり前なのです!!ここのお家は、バルコニーの上にテラスがされていましたので比較的雨がはいってこず、今まで雨漏りにはつながっていなかった様子です。バルコニーを一通り確認した後でお次は外回りを見に行きます!
お外回りはまず屋根から!他社でも相見積もりをしているそうでしたが、屋根まで見てくれた業者さんは初めてとのこと!(調査なんだから当たり前に屋根見ないと見積り出来ないんだけどなぁ、、)と思いながら
梯子をかけて、いざ大屋根へ!目視段階で苔が大量に見受けられました。
さすがにここまで苔が生えた状態で足を踏み入れるのは危険(足がすべるので)と判断し
大屋根が見える範囲から目視調査としました。
ココで、なんで屋根に苔が生えるのか??この屋根材は簡単に言うと、セメントで成形されたものを、塗膜で保護し撥水効果を持たせています。経年劣化で塗膜が劣化し。捲れると、屋根材が水を撥水せず水分を吸収してしまいます。
水分が残ると、そこに苔が発生してしまうのです!!!さらに、苔が発生しているという事は屋根材に苔の水分がずっと停滞しているという事で刻一刻と屋根材を脆弱化させているのです!!と言う事は・・・・苔の発生=屋根が劣化している=メンテナンス時期なのです!!!
覚えて帰って下さい!
テストに出ますよ!!!!(何の?)
ではお次は外壁周りへ!
外壁の目視調査。塗膜はしっかり劣化していますただ、それよりも目立っているのが外壁のクラック(ひび割れ)
なかなか起こらないほどのクラック幅、沢山の箇所に見受けられました。謎解き( ..)φメモメモ③
そのまま建物裏側も調査です。ん?なんかテラスの流れ方向がおかしい様な。。。本来であれは、建物と反対側に斜め(勾配)がついていないといけないトコロ、一部が反対向いて建物側に向かっている様子。なんでこんな事に・・・・???謎解き( ..)φメモメモ④
さて、調査も一通り完了したので
今回の調査内容の報告をする為にお客様の元へ。
説明を、、と思った時
僕の首元に何かが
プス!!!!
(-。-)zzzz
では、今回のお家のお困りごとの問題を解決していきましょう。調査させて頂きまして、私が気になった箇所をメモしてきました。①床の傾き②ベランダや屋根のない所からの雨漏り③外壁のクラックの数や大きさ④テラスの勾配が反対向きこれらを踏まえ、原因となる犯人は・・・・
ズバリ! 「地盤沈下が犯人です!」まず、地盤沈下とは何か
簡単に説明すると、地中に水路等があり、その水路に土が流され表面の地面が下がってしまったり地中の土が柔らかく、建物など重たい物が乗っかると沈んでしまう現象等の事を言います。今回のケースは、建物の半分の地盤が何らかの現象で地盤沈下をおこし建物が傾いて床が傾き傾いたことにより、外壁にクラックが起こり、割れた所から雨漏りし、壁が傾いたことで、テラスの屋根勾配が逆向きになってしまった。ということで間違いないでしょう。ですので、今回の私からの御提案は地盤沈下した建物を直すところから始めましょう。ということになりました。
ただ、このままの状態でも、外壁と屋根と雨漏りの修繕は弊社が責任をもってさせて頂きますが。まだまだ建物が傾く可能性もあり、直接根本の解決にはなりませんのでお見積もりは数パターンで提案させて頂きます。と言う事で、犯人解決は終わり、ここまで全部把握して提案してもらったのは御社が初めて!と、喜んで頂きました。調査結果としてはかなりレアなケースとなりましたが。こんなことも起こりうる可能性がありますのでお家のお悩みごとを解明したいのであれば眠りの小五郎 こと 店長の吉本までお待ちしています。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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