五泉市にお住まいの方より、下屋瓦屋根の土居串部分にコケが生えて手で取り除いた際漆喰が取れたので見て欲しいとご相談を頂いたことがきっかけで屋根上点検を行いました。

こちらのお宅は築8年目の瓦屋根、周りの環境は隣が空き地だったので風通りが良い場所ですね。

今年で築9年目になりますが、大体10年に１度屋根上のメンテナンスや点検を行った方がいいです！

ただ、屋根材や建物の環境、天候や地域ごとによってメンテナンス時期が異なりますので、あくまでも10年に１度を目安にしましょう。
また屋根上は危険が伴いますので、点検やメンテナンスに関して屋根の専門業者である街の屋根やさん新潟店にご相談ください！

瓦屋根点検

さて屋根上点検についてお話します。

瓦自体ひび割れや交換が必要な箇所はありませんでしたが、土居串の周辺にコケが薄っすらと付着している状態でした。

瓦が割れていると雨漏れに繋がる可能性が高いため、ひび割れがないことだけでも分かると少し安心しますよね。

しかし瓦の表面にコケが付着したままでいると劣化が進行し、割れに繋がりかねませんので洗浄する必要があります。

その他にも棟瓦の下地材である漆喰が硬化によって剥がれ、コケが付着している状態でした。

恐らく雨風や温度変化によって経年劣化したために剥がれたと考えられますが、このままでは棟瓦が崩れる可能性があるためモルタルを充填した方がよいとオススメしました。