福山市にて雨天時に雨水が溢れて落ちてくる雨どいの調査
更新日：2022年10月21日
まずは、いちばん雨水が落ちてくる箇所を教えていただきました。
西面にある軒樋（のきどい）※を見上げてみると、外側に歪んでいる様子がすぐにわかりました。
※軒樋とは、屋根の軒先に設置されている樋。屋根から流れてくる雨水を集水器へと運ぶ役割。
参考記事雨樋の各部位の名称
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本来ならば、両端の落とし口じょうごに向かって雨水を流すためにいちばん高い位置になるところです。
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※作業を行うには、足場の架設が必要となります。
築後約３０年のお住まいとのことですので、経年劣化ともいえますが、強い風や雪を受けたことで軒樋が変形したことも考えられます。ほかの面も同様の劣化状況が考えられます。
この面では、アンテナ線をはさみ留めるために無理な力がかかったのか、軒樋の吊り金具のロックがはずれている箇所もありました。
これも軒樋の変形の原因になっていると考えられます。
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多少の勾配調整は必要ですが、雨水があふれ出るほどの事ではありませんし、樋の破損や詰まりなどもありませんでした。
雨樋に近づいて見ても、離れて見ても、樋に大きな不具合が見つからないようでした。
動画で解説雨樋清掃で詰まりを解消！今後の対策も
そこでホースのシャワーを使い雨天時の状況を再現してみると、ケーブルを伝わってきた雨水は軒樋を飛び越えて落ちてきました。
ソーラーパネルのケーブルから雨水が伝ってしまう状況も何らかの対策が必要かと思います。
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雨どいのコーナー部材の割れです。
凍結するほどの寒さや焼け付くほど強烈な暑さにさらされ、軒樋が伸縮を繰り返しているうちに割れが生じてしまうのです。
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〔現在設置されている雨樋〕
〔新しく設置する雨樋〕
※積水化学工業㈱ホームページより
※積水化学工業㈱ホームページより
今回雨樋調査にお伺いしました福島です。
雨天時に雨どいからばしゃばしゃと音をたてて雨水が溢れてくるということで大変不安だったかと思います。
台風の時期ですので、早急に準備を進めてまいりたいと思います。
似たような症状がございましたら、ぜひともお気軽にご相談くださいね。
雨天時に雨どいからばしゃばしゃと音をたてて雨水が溢れてくるということで大変不安だったかと思います。
台風の時期ですので、早急に準備を進めてまいりたいと思います。
似たような症状がございましたら、ぜひともお気軽にご相談くださいね。
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