ホーム > 陸屋根(フラット屋根)の屋上防水層の状態は本当に大丈夫ですか…

陸屋根(フラット屋根)の屋上防水層の状態は本当に大丈夫ですか?
更新日:2021年5月26日
鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造では一般的に屋根はフラット状になっています。
この状態を建築業界では陸と書いて「ろく」と呼び、陸屋根といいます。
フラット状といっても正確には雨が一定方向へ流れるように緩やかな勾配がとってあります。1/100程度が主流です。
屋上の防水である防水層は何種類もあり、昔はアスファルト防水が主流でした。
現在は樹脂系シート防水・ゴム系シート防水・塗布防水などがその代表として挙げられますが、用途や使う場所により選択されています。
施工面で一番に注意しなければいけないのはシートの重なり部分の処理、ルーフドレンとの取り合い部分の納まり、パラペット(立上り)部分の防水層の端末処理の納め方が、雨漏りをさせない為の重要な箇所となってきます。
また防水層を保護する為に保護モルタルを防水層の上に設ける事があります。
この対策は間違ってはいませんが、万一屋上から雨漏りが発生した場合、防水層のどこに問題が有るのか雨漏り調査は困難を極めてしまいます。
写真は建物の外周に回っている立ち上りのパラペット内側のシート防水の異常を写しています。
シワのように膨らんでいるのが分かると思いますが、これは下地材とシート防水材が密着せずに発生した状態です。
このまま放置して置くと膨らんだシート部分がヒビ割れを起こして破れ、そこから雨水が浸入して雨漏りを起こします。
確かに屋上は一年を通して想像以上に過酷な状態です。
建築素材の経年劣化の最も著しい所です。
年に一度は今屋上がどのような状態になっているのかを把握する事が建物を長持ちさせる秘訣です。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@mbr.nifty.com
株式会社イワサキホーム
〒410-0813
静岡県沼津市上香貫三園町1377-4
静岡県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-shizuoka@k-sys.co.jp
株式会社建築システム
〒422-8051
静岡県静岡市駿河区中野新田57-161
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-shizuoka@k-sys.co.jp
株式会社建築システム
〒430-0903
静岡県浜松市中央区助信町9−16


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。