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三島市の大家さんの御依頼で1戸建てで雨漏れがするとの事で現場調査しました。
更新日:2025年7月28日
こんにちは!
今日は朝から気持ちのいい青空が広がり、ドライブにぴったりな一日でした。
さて今回は、三島市にお住まいの大家様からご相談をいただきました。伊東市に所有されている貸家で「雨漏りがしているので一度見てほしい」とのご依頼です。
伊東市は海が近く、景色も良くて住みやすいエリアですが、塩分を多く含んだ潮風の影響で、建物の金属部分が通常よりも早く劣化する“塩害”が起こりやすい地域です。
このため、定期的な点検やメンテナンスがとても重要になります。
現地調査開始:海のすぐそばに建つ貸家
現場に到着すると、目の前に広がる海。まさに海沿いの絶好のロケーションですが、建物にとっては塩の影響が心配です。さっそく屋根に上がって状況を確認しました。
まず目に飛び込んできたのは、「笠木(かさぎ)」と呼ばれる屋根やベランダの端部分の状態。
塗装が剥がれており、鉄板部分にサビが発生していました。中には腐食して穴が空いてしまっている箇所もあり、この隙間から雨水が自由に侵入できる状態になっていました。
雨漏りの主な原因を特定
さらに屋根の「谷(たに)」と呼ばれる雨水の通り道になっている部分にも大きなサビと穴が。
おそらく雨漏りの直接的な原因はここである可能性が高いです。
以前、入居者様がコーキング(防水材)を使って一時的に補修された形跡がありましたが、すでにそのコーキングも劣化しており、そこから再び雨水が侵入していました。
このような状態では応急処置では限界があり、屋根材を新たに重ねて施工する「重ね葺き(かさねぶき)」を行う必要があります。
特に今回の屋根材である「カラーベスト」(薄型スレート屋根)は既に廃番となっており、部分的な交換ができないため、全面的な施工のご提案となります。
塗装の重要性と今後のご提案
劣化が著しい笠木の状態について大家様に確認したところ、「いつ塗装をしたか覚えていない」とのことでした。
特に海沿いの住宅では、鉄部や外壁の塗装を定期的に行わないと、サビや腐食が早く進んでしまいます。
一般的な地域よりも短いスパン(目安として5~7年)での塗装メンテナンスが推奨されます。
今回の調査を踏まえ、今後の修繕計画と合わせて、定期的な点検の重要性もお伝えしました。
今回は貸家での雨漏り調査と、屋根の状態確認を行いました。
海沿いの建物は、景観が良い反面、塩害という特有のリスクがあります。鉄部のサビや屋根の劣化は、雨漏りの大きな原因となり、放置すると室内の腐食やカビの発生にもつながってしまいます。
当社では、お客様の大切な資産を守るために、定期点検から修繕、リフォームまでトータルでご提案しています。
気になる症状がある場合や、「そろそろ点検かな?」と思われた際は、どうぞお気軽にご相談ください!
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