古く傷んだものを工夫したり補修したりして見違えるように生まれ変わる、物を大切にしてくれる精神みたいなの、私はそんな考え方や方法・工夫が大好きです。新しい物にしたいけれど経済的に無理だったりとか、その背景は様々です。
よく聞くものの例えで、ヨーロッパの住宅は、100年以上もの中古住宅を買って、あちらこちらをリフォームして購入した時の金額の何倍もの金額で売れるケースが当たり前だと耳にします。
その手法がそのまま日本で通ずるのかは別問題ですが、でも大変素晴らしい事だと思います。
今回お仕事をいただいたお仕事は、物置屋根の老朽化した屋根の葺き替え工事を行なうという内容です。
一ヵ所が屋根材である波板亜鉛引きトタンが主にサビが原因で大きく切り取られてしまったように無くなっており、その部分の下地補修からスタートです。
ザックリ言うと既存屋根の上に下地桟を配置し、その上に波型亜鉛引きトタンを新たに葺く、といった工事内容です。
この工法は既存のトタンを剥がさないので廃材が発生しない事、そして工期が短縮できる事、作業中に万一雨が降っても室内に雨が浸入しない事、最後に廃材処分費が発生しない事と工期が早いので職人の手間代が少ない為に、全体の工事費が安く済む事です。