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沼津市のマンションで経年劣化により外壁剥離がありました。
更新日:2025年12月18日
こんにちは。今回は、沼津市内のマンションで行った外壁補修工事の施工事例をご紹介します。
最近は「外壁にヒビが入っているのが気になる」「落下したら危険ではないか」といったご相談が増えてきました。
今回のお客様も、**建物の経年劣化による外壁のひび割れ(クラック)**が気になり、点検のご依頼をいただいたのが工事のきっかけです。事前調査を行ったところ、表面だけでなく内部にまで劣化が進んでいる箇所が確認できました。
事前調査で確認していたクラック(ひび割れ)箇所を中心に、まずは外壁を剥がす作業からスタートします。
実際に外壁を撤去してみると、予想通り内部の鉄筋が錆びている状態を確認することができました。表面上は小さなヒビに見えても、内部では劣化が進行しているケースは少なくありません。
鉄筋コンクリート造の建物では、内部の鉄筋が非常に重要な役割を果たしています。
鉄は錆びると膨張する性質があり、その膨張する力は想像以上に強く、周囲のコンクリートを内側から押し出してしまいます。
この現象を「爆裂(ばくれつ)」と呼び、劣化が進行すると外壁が浮いたり、最悪の場合は**コンクリートが剥がれ落ちる(剥落)**危険性もあります。
今回の状況を見ると、鉄筋を覆っているコンクリート(かぶり厚)が薄い箇所に外部から湿気が入り込み、鉄筋が錆びてしまったことが原因だと考えられます。
劣化して浮いている箇所や、剥離している部分は中途半端に残さず、すべて撤去します。
その後、露出した鉄筋に対して**防錆処理(防錆塗装)**を行いました。
この工程は、これ以上鉄筋の錆が進行しないようにするための非常に重要な下地処理です。ここをしっかり行うことで、補修後の耐久性が大きく変わってきます。
防錆処理が完了したら、撤去した部分を左官補修にて元の形状に復旧していきます。
左官補修後は、しっかりと乾燥時間を確保したうえで、カチオン系材料を塗布し、さらに下地を強化します。
カチオン材は、既存のコンクリートとの密着性を高め、再発防止に効果的な補修材です。
今回の工事では、外壁が剥離していない箇所であっても、確認できたすべてのクラックに同様の処理を施しました。
また、ベランダの笠木部分にも多くのクラックが見られたため、塗装前の大切な下地処理として丁寧に対応しています。
外壁のクラックや爆裂は、見た目の問題だけでなく、建物の安全性に直結する重要なサインです。
早めに点検・補修を行うことで、大掛かりな工事を防ぎ、結果的にコストを抑えることにもつながります。
沼津市周辺でマンション・住宅の外壁劣化が気になる方は、
「これくらい大丈夫かな?」と思う段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。
地域密着のリフォーム業者として、分かりやすく丁寧にご説明いたします。
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