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パミールとは?劣化症状・見分け方と正しい対処方法を解説
更新日:2026年6月9日
お住まいのスレート屋根に「パミール」が使われているかもしれません。後に重大な欠陥が判明したこの屋根材は、現在も多くのお住まいでトラブルが続いています。
この記事では、パミールの特徴や劣化症状、正しい見分け方と対処方法についてわかりやすく解説します。
パミールとは?ノンアスベスト化の流れで生まれた屋根材
パミールとは、屋根材メーカー「ニチハ」が1996年〜2008年にかけて製造・販売したスレート系屋根材です。当時アスベストの健康被害が社会問題化したことで建材のノンアスベスト化が急速に進み、その流れの中で開発されました。軽量で施工しやすい製品として多くの住宅に採用されましたが、アスベストに代わる繊維素材の耐久性に問題があり、後に深刻な欠陥が明らかになりました。
パミール最大の問題が「層間剥離」です。
屋根材がミルフィーユのように層ごとに剥がれていく現象で、施工後7〜10年で目立ち始めるケースが多く見られます。剥がれが進むと防水性が著しく低下し、雨漏りのリスクが高まります。さらに、劣化した屋根材は強風時に飛散・落下する危険もあります。
また、固定に使われた専用釘の一部にメッキ処理が不十分なものがあり、腐食が進んで屋根材がズレ落ちる事故も報告されています。
1996年〜2008年に建てられたスレート屋根のお住まいはパミールが使われている可能性があります。
小口(屋根材の端)が凸凹した等間隔の形状で横幅約91cmのセメント板が特徴です。表面が白くまだら状に変色していたり、層状に剥がれていたりする場合はパミールの疑いが高いといえます。庭に屋根材の破片が散らばっていないかも確認しましょう。
なお、ご自身で屋根に上がっての確認は大変危険ですので、専門業者への点検依頼をおすすめします。
有効な対処方法は「屋根カバー工法」か「葺き替え工事」の2つです。
カバー工法は既存のパミールの上から新しい屋根材を重ねる方法で、撤去が不要なぶん工期が短いのが特徴です。
葺き替えは既存材をすべて撤去して新たに施工するため、下地の状態まで確認・補修でき、根本的な解決が可能です。どちらが適切かは屋根の状態や劣化の進行度によって異なります。
⚠ パミールの塗装は効果がなく、剥離を助長する恐れがあるため適していません。
パミールは層間剥離や釘の腐食が起きやすく、塗装では対応できない屋根材です。放置するほど被害が広がるため、早めの対応が重要です。1996年〜2008年に建てられたお住まいで気になる症状がある方は、まずは街の屋根やさんへご相談ください。
現地調査で屋根の状態を正確に診断し、最適な対処方法をご提案します。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@sharetech.co.jp
株式会社シェアテック
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