神戸市東灘区 屋根塗装で金属屋根のメンテナンス！【前編】
更新日：2021年10月12日
こちらが今回屋根塗装をおこなうことになった金属屋根です。
このように表面の塗装が色褪せ、錆びが発生した場合は、屋根としての防水機能も落ちてきますので屋根塗装によるメンテナンスのタイミングです。
このように表面の塗装が色褪せ、錆びが発生した場合は、屋根としての防水機能も落ちてきますので屋根塗装によるメンテナンスのタイミングです。
錆びの上にそのまま塗装を行うことは出来ません。
錆びは表面についたゴミのようなもので、それごと塗装を行うとサビの上に塗料が乗ることになります。
そうすると錆びと一緒に塗料が剥がれてしまいますし、そもそも出来上がりも均一な表面に仕上がりません。
この作業をケレンといい、やすりを使って磨き、錆びをこそぎ取ります。
ケレンの際に出た錆の粉を清掃し、板金屋根の下塗り塗装に入ります。
下塗り材はサビ止めを使います。
基本的に板金などの鉄部はエポキシ樹脂系のサビ止めを使い、一度塗り上げます。
そうすることでサビを防ぐ効果と、上に塗っていく塗料の密着力を助ける役割があります。
そうすることでサビを防ぐ効果と、上に塗っていく塗料の密着力を助ける役割があります。
エポキシ樹脂は硬い塗膜が出来るため、仕上がりも綺麗になります。
速乾タイプのものを使っていますので、比較的早く乾きます。
塗って一度乾かした状態が写真の状態です。
塗って一度乾かした状態が写真の状態です。
板金屋根の下塗りが終わりました。
今回は赤さびという色で下塗りを行いました。
下塗材にも赤さび、白、黒など色があり、上塗りに使う塗料の色でどの色を選定するかが決まります。
下塗材にも赤さび、白、黒など色があり、上塗りに使う塗料の色でどの色を選定するかが決まります。
上塗りの色が白などの場合赤さび色を下塗りで使うと、上塗りを塗った時に下塗りの色が透けて出てきます。
茶色のような濃い色味はこの赤さびを使うと下塗り材の色が透けず、綺麗に上塗りの色が発色します。
「上塗りに合わせて、下塗りの色を決める。」
仕上がりの見た目にかかわるため大切な選定なんです。
仕上がりの見た目にかかわるため大切な選定なんです。
お客様と打ち合わせさせていただいた上塗りの色を屋根に塗っていきます。
チョコレート色のシリコン塗料を使いました。
屋根は雨や紫外線を一番受ける部位の為、対候性に優れた溶剤の塗料を使います。
今回は、日本ペイントのファインシリコンベストを使用させていただきました。
一度目の上塗りが完了いたしました。
この状態で塗料が乾くまで休憩です。
上塗りは通常は2回、同じ色を使い塗り上げていきます。
今日はこの一回目の上塗りが乾くまで次の工程には進めませんので、本日のブログはここまでです。
一回目の上塗り出この発色です！
仕上がりが楽しみですね！
屋根や外壁というのは、直射日光や雨風、寒暖差の影響を日々受け劣化していきます。
吹き付けてる砂や粉塵も劣化の一因となります。
経年劣化による傷・剥がれを修復し、防水性や耐久性、スッキリした外観を保つためにも、屋根や外壁には定期的な塗装メンテナンスをおこないましょう。
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