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神戸市東灘区 漆喰の割れと瓦のヒビの原因とは?瓦屋根の無料点検をレポート!
更新日:2024年10月4日
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
本日の現場ブログは、昨日屋根の無料点検に伺わせていただいた神戸市東灘区のお客様のお住まいの様子をお伝えいたします(*^^*)
『強風でアンテナが倒れてしまい、その際瓦が割れてしまった』とお問い合わせをいただきました。
お問い合わせの際、「割れた瓦の差替え」と「漆喰(しっくい)の修復」をご希望されていました。
まずは屋根に上り、現状を調査させていただきます(^^)/
神戸市東灘区 漆喰劣化と瓦割れ!瓦屋根の無料点検をおこないます
それでは、神戸市東灘区でおこなった瓦屋根の無料点検の模様をくわしくご紹介いたします!
神戸市東灘区で漆喰劣化と瓦割れの調査 ①屋根の全体点検
家主様にご挨拶後、屋根に上って調査を開始いたしました。
全体的には、とてもきれいな瓦の状態です。
お客様のお家は、明石の塩瓦で葺かれており、杉皮を防水紙の代わりに使っている昔ながらの「とんとん葺き」という工法で葺かれた屋根でした。
棟の中と地瓦の下に土が施工してあり、その「葺き土」がそれぞれの形を保つ役割を担っています。
昔の明石の塩瓦は焼成の温度にムラがあり、同じ時期に生産された瓦でも微妙に形が違っていることがよくある瓦です。
そのため、どうしても瓦同士に隙間が生まれやすい瓦になります。
しかし、お客様のお住まいは比較的瓦の状態もよく瓦もまだしっかりとしていました。
よく頑張ってくれている屋根瓦です(*^^*)
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まずは、お問い合わせ頂いた瓦の割れを点検いたしました!
軒先の万十瓦とその上の地瓦が割れていますね・・
割れの原因はアンテナで間違いないでしょう。
ほかの瓦はしっかりしていますが、この二枚だけピンポイントで割れています。
劣化ではなく、衝撃で割れたことがわかります。
瓦屋根の瓦が割れてしまう原因は、以下のケースが挙げられます。
1. 経年劣化
瓦は長年風雨にさらされることで、表面が劣化し、ひび割れや欠けが生じやすくなります。特に、釉薬が剥がれた瓦は、水分を吸収しやすくなり、凍害や塩害の影響を受けやすくなります。
2. 自然災害
台風などの強風や、落雷、雹などの影響で、瓦が割れてしまうことがあります。特に、強風によって飛来物が瓦に当たったり、瓦同士がぶつかり合ったりすることで、破損してしまうことがあります。
3. 凍害
冬に気温が氷点下になる地域では、瓦に含まれた水分が凍り、体積膨張することで、瓦が割れてしまうことがあります。特に、水が溜まりやすい場所や、日当たりが悪い場所の瓦は、凍害の影響を受けやすくなります。
4. 塩害
海岸沿いの地域では、海風によって塩分が瓦に付着し、瓦の表面を腐食させてしまうことがあります。特に、釉薬が剥がれた瓦は、塩分を吸収しやすくなり、塩害の影響を受けやすくなります。
5. 施工不良
瓦の施工が不十分だと、瓦がずれたり、浮いたりして、割れやすくなってしまいます。特に、釘や漆喰などの固定が弱い場合は、瓦が動きやすくなり、破損してしまう可能性が高くなります。
6. 人為的要因
屋根に上って瓦を踏んだり、物を落としたりすることで、瓦が割れてしまうことがあります。特に、屋根の勾配が急な場合は、瓦が滑りやすく、破損しやすいので注意が必要です。
ここまで割れてしまうと、雨の日にはかなりの量の雨水が下地から下へと入り込んでしまうため危険です。
すぐに瓦を差し替えることが望ましいですね!
この屋根の瓦の下には、葺き土⇒杉皮⇒野地板(のじいた)の順で施工されており、瓦の中に雨が入り込むと、雨を防ぐ手段がありません。
しっかりと施工された瓦の防水能力はそれほど高いものなので、昔は2次防水という考え方が無かったのだそうです。
神戸市東灘区で漆喰劣化と瓦割れの調査 ②棟(むね)の点検
次に、棟の点検に入らせていただきました!
棟の漆喰が本来施工されている場所には、内部の葺き土が露出していました。
この状態では、降ってきた雨を直接葺き土が受け止めてしまうことになり、棟の土が流出して棟の形も崩してしまいます。
また、棟下の地瓦を「おいあて」といいますが、おいあての棟への掛かりが甘く隙間があるため、瓦の裏へ水が入り込みやすい状態になっていました。
漆喰の剥がれによって、雨が直接当たった土が崩れて棟の形を保てなくなり、棟が歪んでしまっています。
これ以上形が崩れると、さらに瓦どうしの隙間が生じ、雨の浸入量は増すばかりです。
また頂点で地瓦を抑えていた力も弱まり、瓦もずれ始めてくるので、雨を呼び込みやすくなってしまいますね。
瓦を一枚捲らせていただき、下地の状態も点検します(*^^*)
すると、雨水の浸入により土が濡れ、土の形が崩れてきていました。
おそらくお住まいの内部へと雨漏りが発生しているのではないかと見受けられます。
点検後、お客様へ現状をくわしくご報告いたします。
当初、お客様は漆喰の詰め直しを望んでいらっしゃいました。
しかし、現状をみたところ、漆喰を詰めるだけでは解決には至らないと判断しました。
私どもがご提案する適切なメンテナンス方法は、
➀棟を一度解体して新しく防災仕様で積み直す
②おいあて瓦を適切な形に新設する
お住まいのお困りごとならまずは街の屋根やさん神戸店までお気軽に!
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屋根やベランダ、屋上、外壁などお住まいのお外回りの不具合や雨漏りについて、いつでもお気軽にご相談ください(^-^)
神戸市東灘区で屋根漆喰・瓦屋根のことなら「街の屋根やさん神戸店」へ
瓦屋根は、瓦と漆喰のコントラストはとても美しく日本を象徴する屋根です。
日本の伝統をしっかりと守るため、漆喰の適切な施工をおこなうことは、私ども「街の屋根やさん神戸店」の大切な役目です。
「瓦屋根からコンクリートの破片のようなものが落ちてくる」
「瓦一枚からでも修理・交換してもらえるの?」
このようなお悩み・疑問をお持ちの方はぜひ一度、「街の屋根やさん神戸店」にご相談ください。
屋根のプロが無料でトラブル原因を徹底的に調査し、最適な修理をご提案いたします。
屋根の点検・お見積りはいつでも無料です。
お住まいに関することで少しでもお悩みをおもちでしたらまずはお気軽にご相談くださいね!
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