神戸市東灘区 屋根葺き替え工事の施工手順とビフォーアフター
更新日：2022年1月11日
屋根に生じた隙間は雨漏りの原因になりえます。
また、一昔前の工法により施工された屋根は重く、耐震性の不安も抱えていました。
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瓦同士はぴったりと重なり合い不要な隙間は見当たりませんね。
お母さまの代から住み続けられている築40年のお住まい。
裏のお家を塗装していた飛び込み業者に「瓦がズレている、全部葺き替えた方がいい」と言われとことがきっかけで、弊社へお問い合わせいただきました。
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そこで、屋根半面と棟のやり直しをご提案。瓦にこだわりをお持ちのオーナー様。新しい屋根の材質は、これまでと同じ「釉薬S瓦」を使うことにいたしました。
屋根を少しでも軽量化するため、昔ながらの土葺き(つちぶき・どぶき)工法から「桟葺(さんぶき)工法」を採用し葺き替えます。
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職人が手作業で一枚一枚瓦をめくります。葺き替えの全工程の中でもっとも
このように、昔ながらの土葺き屋根には下地材として大量の葺き土が敷き詰められています。
そのため、土葺きの屋根には重い屋根材に加えて大量の葺き土がのっています。建物の重心が高いことで懸念されるのが地震時の横揺れです。
耐震性を高めるためにも、重い屋根は軽量化が求められています。
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葺き土は本来、その高い粘着性によって分厚く重い瓦をその場に留めています。しかし、経年によって劣化が進んだ葺き土は徐々に粘度が低下し、瓦を固定する力が弱まるのです。
職人が刷毛と塵取りを使って丁寧に葺き土を取り除くと、屋根の土台である下地が見えてきました。
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そのため、新しい屋根を葺く前には屋根の土台である下地を丁寧にメンテナンス、補修いたします。
屋根に不要な凹凸があると雨水が適切に排水できないだけでなく、雨水が溜まった部分の傷みが進むからです。
屋根を長持ちさせるためには下地メンテナンスが欠かせません。
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しかし、実際に雨水から屋根を守っているのはこのルーフィングなのです。屋根材は「化粧材」ともよばれ、あくまで仕上げ材になります。
屋根にちょっとした不具合が生じたとしても、内部のルーフィングが適切に施工されていれば雨漏りすることはありません。
つまり、屋根材以上にこだわるべき超重要な建材がルーフィングなのです。
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理由は、葺き土を使うことで屋根の重さが増し耐震性に不安を与えるからです。また、葺き土が劣化することで瓦のズレ、歪みも起こりえます。
今回は桟木(さんぎ)とよばれる棒状の建材を屋根に取り付けます。桟木に瓦を直接釘で固定することで、「屋根の軽量化」と「耐風性の向上
屋根の防災性を考慮し、現在では屋根に土葺き工法が採用されることはほとんど無くなりました。
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瓦は設置する箇所によって形状が異なります。使用する場所に応じて瓦を配置することを間配り(まくばり)ともいいます。
釉薬瓦は粘土瓦の表面を「釉薬(ゆうやく)」とよばれる薬剤でコーティングし焼き上げた瓦です。釉薬瓦は表面の光沢が特徴の瓦で、雨水に強く耐久性にすぐれます。
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これが、桟葺きです。重い葺き土を使用しないため、屋根を軽量化し建物の耐震性を確保できます。
また、以前は瓦を葺き土に押し付けるだけの固定方法でしたが、桟葺きでは瓦を一枚一枚釘で固定することで強風にも負けない強い屋根に仕上げられます。
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棟は強風の影響を非常に受けやすい場所です。台風通過後、瓦屋根の頂上にブルーシートがかけられているのをテレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
特に、土葺き屋根の場合はほぼ葺き土のみで棟に瓦を設置しているため、経年によってどうしても瓦が不安定になるのです。
その結果、強風によって「棟の崩れ」「瓦の飛散」などが引き起こされます。
そのため、今回は「強力棟工法」とよばれる方法で棟を防災仕様に変更し施工いたします。強力棟工法では下地を直接、屋根下地にビスで固定し土台から丈夫に造り変えていきます。
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理由は、台風や地震による被害を受けにくい丈夫な造りにできるからです。防災棟は、瓦を直接ビスで留め付け屋根と棟瓦をほぼ一体化できます。
そのため、屋根の中でも被害を受けやすい棟を災害による被害から守ることができるのです。
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瓦の下に見える白いものは「なんばん漆喰」とよばれる建材です。非常に粘着性が高くこれだけでも瓦をしっかりと固定してくれます。
しかし、さらに瓦の耐風性を高めるため、瓦の真上からビスを差し込み確実に固定します。使用するのはパッキン付きのステンレスビスです。
真上からビスを打つとビス頭付近に取り付けられたゴムが押し潰れ、ビス穴をしっかりと塞いでくれます。
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また、施工後は雨樋に蓄積した粉塵も丁寧に清掃させていただきます。
施工によって飛散した汚れだけでなく、手が届く範囲ではありますが、汚れている部分をサービスで
施工後は充実の長期保証で末永くお住まいをサポートさせていただきます！
神戸市東灘区で屋根葺き替え工事、カバー工法、ちょっとした屋根修理なら私たちにおまかせくださいね。
外から見えない部分も心を込めて丁寧に施工し、災害に強く丈夫な屋根に仕上げます！
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どうかお気軽にご相談くださいね。
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