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小山市 台風でめくれた瓦棒屋根を調査|築40年の屋根を部分葺き替えへ
更新日:2026年10月20日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市で、台風によって一部がめくれた瓦棒(かわらぼう)屋根の現場調査を行いました。
お客様から、『台風で屋根がめくれてしまったので、見てほしい』とご相談いただきました。現地調査では、瓦棒屋根のトタンが1枚部分的にめくれている状態を確認。さらに、築40年が経過していることもあり、ほかの箇所にもサビや塗膜の劣化が広がっていました。
調査結果から、屋根全体の状態を考慮して『全面葺き替え』をご提案しましたが、お客様は被害を受けた箇所のみの『部分修繕』をご希望されました。
今回は、台風による屋根の被害状況と、全面葺き替え・部分葺き替えの違いを交えながら、調査の様子をご紹介します(╹◡╹)
ちょうどこの時は、台風の影響で屋根の被害が相次ぎ、小山市を中心に栃木県内でも屋根やビニールハウスなどに被害が出ていました。
正直なところ、ご相談が殺到したため、この時ばかりは調査までお客様をお待たせすることになりましたm(_ _)m
こちらが、今回調査した瓦棒(かわらぼう)屋根です。
瓦棒屋根は、縦に長い金属製の屋根材を、軒先に向かって縦方向に葺いた屋根です。今回は、そのうち一枚がめくれているのを確認しました。
屋根材が剥がれた部分からは、綿状の断熱材と下地に使われている『ざら板』と呼ばれる木材が見えています。
このように屋根材がめくれた状態では、雨水が内部に浸入し、屋根そのものを傷めるおそれがあります( ;∀;)
また、
今回は被害が1枚にとどまっていましたが、築40年が経過しているため、『ほかの箇所にも劣化が進んでいないか?』確認する必要があると判断しました。
続いて、瓦棒屋根の構造と、今回確認されたサビなどの劣化状況を詳しく見ていきましょう。
今回の屋根は、めくれた部分だけでなく、ほかの箇所にも気になる傷みが見つかりました。
こちらは、瓦棒屋根の凸状になっている部分を拡大した写真です。
瓦棒屋根は、縦に長いトタンなどの金属板を1枚1枚縦に並べた構造で、一定の間隔で設けられた凸状の部分を『瓦棒(かわらぼう)』と呼んでいます。従来の瓦棒屋根は、金属板どうしの間に角材(木の棒)を挟んで、キャップをかぶせて金属板で包み込むように納めています。
今回の台風被害では、この瓦棒と瓦棒の間にある金属板が部分的にめくれていました。金属屋根は軽量である一方、固定部分の劣化などによって屋根材が浮いたり、強風でめくれたりすることがあるんです。
屋根全体を確認すると、サビや塗膜の剥がれが広がっていました。
トタン屋根は、表面の塗膜によって金属板が保護されています。しかし、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化すると、金属部分が露出してサビが発生しやすくなるんです。
サビが進行すると金属板が薄くなり、穴あきや雨漏りにつながることもあるため、注意が必要です。こちらの屋根も、サビが進行して凸状の部分のキャップが傷んでいたところに、強風が重なったことも原因と考えられます(>_<)
今回の調査では、台風によって瓦棒屋根のトタンが1枚めくれているほか、屋根全体にサビや塗膜の劣化が広がっていることを確認しました。
現場調査では、めくれた部分を見て、屋根の下地に使われている『ざら板』を確認しました。ざら板とは、野地板の一種で『すのこ』ともいい、1枚1枚の板の間に隙間があるのが特徴です。古い住宅の屋根によく使われています。
築40年が経過した屋根なので、ざら板の状態や新しい屋根材の固定方法も気になるところです。
『ざら板のまま屋根材を交換するだけでは、新しい屋根の耐久性に不安が残るな』と感じました。
そこで、既存のざら板を活かし、その上に構造用合板を敷いて下地を補強する、『全面葺き替え』をご提案しました。
こちらの写真は、後日、部分葺き替え工事で既存の屋根材を撤去した際の様子です。
古い防水紙は劣化してボロボロになっており、屋根の防水性能を維持するうえでも、防水紙の更新が重要であることが分かります。一方、お客様がご希望されたのは、今回被害を受けた箇所だけの『部分修繕』でした。
とはいえ、瓦棒屋根は1枚だけ交換するのが難しいため、必要最低限の範囲だけ葺き替えする方法をご提案。ただし、部分葺き替えでは、構造用合板を重ねると既存屋根との間に段差ができるため、今回の工事では下地補強を行わず、防水紙と屋根材だけ新しくすることとしました。
部分葺き替えでは、今回直さない部分のサビや劣化はそのまま残ります。その点も含めて工事範囲と施工方法をご説明し、お客様にご納得いただいたうえで、『部分葺き替え』をご注文いただきました。次回の施工事例では、既存の瓦棒屋根とのつなぎ目の雨仕舞いにも配慮した、部分葺き替え工事の様子をご紹介しますね(^ ^)>
今回は、小山市で行った、台風によってトタンがめくれた瓦棒屋根の現場調査をご紹介しました。
屋根の被害は、金属板1枚の部分的なめくれでしたが、築40年が経過し、ほかの箇所にもサビや塗膜の劣化が見られました。屋根の修繕では、傷んだ部分だけを直す方法と、下地から見直して屋根全体を葺き替える方法があります。それぞれ工事範囲や対応できる内容に加え、工事費用が異なるため、屋根の状態だけでなく、『今後どのくらい住まわれるのか?』を考えて選ぶことが大切です。
古いトタン屋根のめくれやサビなどでお困りの際は、街の屋根やさん栃木小山店にお気軽にご相談ください。
『工事するかどうかわからないけど検討したい』という場合でも大丈夫です。どのようなメンテナンスができるのか、一緒に考えていきます( ^ω^ )
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
瓦棒屋根の台風被害と修繕に関するよくいただくご質問3選
瓦棒屋根のトタンが1枚だけめくれた場合、部分修理はできますか?
被害の範囲や屋根下地の状態によっては、部分的な葺き替えで対応できます。ただし、築年数が経過した屋根では、部分修理で対応できるかどうかは、屋根全体の状態を確認して判断します。
瓦棒屋根にサビが出ている場合、塗装すれば長持ちしますか?
表面的なサビであれば、適切な下地処理と塗装によって劣化の進行を抑えられる場合があります。しかし、サビが進んで穴があいていたりする場合は、塗装だけでは対応できません。
古い瓦棒屋根は、屋根材だけ交換すれば大丈夫ですか?
屋根材の下には、雨水の浸入を防ぐ防水紙や、屋根を支える野地板があります。屋根材だけを新しくしても、防水紙や下地が傷んでいると、雨漏りなどの不具合につながるおそれがあります。
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