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小山市 築50年以上の杉皮防水瓦屋根を解体!野地板を増張りし下地補強
更新日:2026年2月12日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回は、先日着工した小山市の屋根葺き替え工事の現場より、既存の瓦を解体し、下地材として野地板と防水紙を施工するまでの工程をお届けいたします。
築68年という屋根には深刻な雨漏りが発生しており、下地も相応に傷みが出ていると思われます。
はたして雨漏りが起きている屋根の内部は、どのような状況になっているのでしょうか?
同じような雨漏りにお悩みの方や、屋根の葺き替えを検討されている方のご参考になれば幸いです(*'▽'*)♪
築50年以上の住宅は、雨漏りをきっかけに屋根葺き替えへ
小山市の現場は、築50年以上が経過した瓦屋根の戸建て住宅です。
長年住み続けてこられたお家ですが、近年は室内へ大量の雨漏りが起きるように・・・
雨漏りが長く続いていたため「もう部分補修では持たないのでは」という不安をお持ちのお客様でした(;>人<)
調査の結果、雨漏りの原因は
1階の下屋根と2階外壁の取り合い部と判明。
屋根内部の防水機能を備えているはずの
下地材も、半世紀以上が経ちとうに寿命を超えている状態でした。
下地の劣化は屋根全体に及んでいるため、部分補修ではなく
屋根葺き替え工事を行うことになりました。
現場調査時の詳しい記事➤小山市 縁側天井へ重度な雨漏り!場所を特定するため散水調査を実施
屋根工事に入る前に、まず行ったのが
ベランダの一時撤去作業です。
お住まいによっては、屋根の上には煙突・太陽光パネル・温水器などさまざまな設備が取り付けられています。
小山市の現場は、
1階屋根の上に後付けで設置されたベランダがかかる構造。
そのままでは屋根の解体作業が行えないため、いったん取り外します。
ベランダには多種多様な製品があり、設置方法もそれぞれ異なるため、実は一時的な撤去であっても簡単に外せるものではありません。
はじめに取り付け状況を入念に確認し、どのような手順で安全に取り外すかを検討しながら解体作業を行います。
屋根工事終了後は元通りに設置し直すため、傷などつけないよう慎重に取り外していきます。
作業には2名のスタッフが入り、約半日がかりでベランダを撤去しました。
「ベランダも外すんですか?」と驚かれることもありますが、無理に残したまま工事を進める方がかえって危険だったり、
仕上がりの良し悪しに影響することもあるのです(^-^;
ベランダを撤去後は、いよいよ
瓦の解体作業に入ります(*゚▽゚*)
屋根瓦を4名の瓦職人が一枚一枚丁寧に取り外していきます。
築年数が経過している木造住宅ですので、瓦の隙間から入り込んだ大量の土埃が堆積しています(゚o゚;
土埃が風で舞い散らないよう気をつけながら解体した瓦は、その場で取り下ろしてトラックへ積み込み。
この工程だけでも、屋根の上は一気に景色が変わります。
瓦屋根を撤去すると、その下には
「杉皮(すぎかわ)」が敷かれていました。
これは一昔前の屋根で使われていた、天然素材の防水材のひとつです。
杉皮とは文字通り杉の木の皮をはいで乾燥させた建築材料で、瓦の下に敷くことで雨水の浸入を防ぐ役割を担っていました。
現在でいう
「ルーフィング(防水紙)」の代わりとなる、昔ながらの二次防水材ですね。
当時は今ほど防水紙の性能が高くなかったため、
吸水性や耐久性に優れた杉皮を活用し、瓦の隙間から入った雨水を受け止める工夫がされていました。
自然素材ならではの通気性もあり、屋根内部の湿気対策としても理にかなった材料だったと言えます。
現代の高性能なルーフィングとは仕組みが異なりますが、
先人の知恵が詰まった伝統的な防水方法のひとつなのです(o^^o)♪
杉皮は撤去しながら袋詰めして降ろし、瓦桟などの他の屋根廃材とともにトラックの荷台に積み込みました。
余談ですが、古い杉皮は撤去する際にバラバラになるため粉塵も凄い量です。
鼻の中まで真っ黒になるのでマスク着用必須!
職人の作業着も、終わる頃には全身真っ黒に(;^ω^)
きれいに取り除いて、無事に既存の瓦屋根と二次防水である杉皮の撤去までが終わりました。
ここからは、大工職人による屋根下地作りです。
ベランダ撤去(大工職人)⇒屋根材撤去(瓦職人)⇒屋根下地工事(大工職人)⇒瓦葺き工事(瓦職人)
屋根材の種類や作業内容により、ベストな専門職人が各工程を担当します!ヽ(*´∀`)ノ
現場で既存屋根を解体してみると、昔ながらの
「ザラ板(杉板)」が下地として使われているお住まいは今でも多く見られます。
今回はそのザラ板の上から、強度を高めるために
「野地板(構造用合板)」を増し張りして下地補強を行います(^o^)丿
すのこ状に敷設されるザラ板は、板と板の間にすき間ができるため湿気がこもりにくく、昔ながらの瓦屋根との相性も良い半面、長期的な強度面では少し不安が残る素材です。
現在の屋根工事で主流である野地板(構造用合板)は、
面全体で支えるため強度が高く、ルーフィングとも密着して防水性が向上します。
耐震性・耐久性を重視する現代の屋根に適した下地材と言えるでしょう。
予め準備しておいた
12㎜の構造用合板を、既存のザラ板の上から増し張り施工しました。
これで屋根床がしっかり出来上がり、屋根の上で飛んでもはねてもビクともしません。
お住まいを長年守ってくれた屋根から、これからも安心して暮らせる屋根へと生まれ変わらせる工程は、私たちも毎回ワクワクします!
50年以上経過した瓦屋根がどの様に変化をとげるのか? またご報告させていただきますね(。ӧ◡ӧ。)
屋根は屋根材だけで雨を防いでいるわけではありません。
屋根材の下に敷かれた防水紙(ルーフィング)が、雨水を受け止める二次防水として大切な役割を担っています。
しかし防水紙の耐用年数は一般的に10~20年程度とされており、機能が低下すると雨水が徐々に内部へ入り込んで野地板やザラ板まで傷んでしまいます。
屋根の下地にも寿命がありますので、築年数や劣化状況に合わせて適切なタイミングで屋根工事を検討していただくことが大切ですね。
街の屋根やさん栃木小山店では、住宅点検・調査は無料にて承っております。
ご自宅の屋根で気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
築50年以上の瓦屋根で、部分補修ではなく葺き替え工事が必要と判断したのはなぜですか?
調査の結果、雨漏りは取り合い部だけでなく、二次防水や下地材そのものが寿命を超えて劣化している状態でした。屋根内部の防水機能が広範囲で低下していたため、部分的な補修では再発の可能性が高いと考え、全体の葺き替えが適切と判断しました。
瓦の下に敷かれていた杉皮はどのような役割があり、なぜ撤去したのですか?
杉皮は昔の屋根で使われていた二次防水材で、瓦の下に入った雨水を受け止める目的で施工されていました。ただし長年の使用により劣化が進み、防水性能を維持できない状態だったため、現代の防水紙へ更新する前提で撤去しました。
既存のザラ板の上から構造用合板を増し張りした理由は何ですか?
ザラ板は通気性に優れる一方、板同士にすき間があり長期的な強度に不安が残るためです。面で支える構造用合板を重ねることで下地全体の剛性と防水紙の密着性を高め、耐久性のある屋根下地へ補強できると判断しました。
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電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
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〒329-0205
栃木県小山市間々田1361−5
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