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下野市 天井裏点検で雨漏り原因を追求!戸袋下のモルタル崩れから浸水
更新日:2025年11月13日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
本日は、下野市で行いました雨漏り調査の様子をご紹介いたします。
お客様宅の室内天井から雨漏りがはじまったのは、なんと15年前とのこと(@_@;)
15年間だましだまし暮らしてきたそうですが、このたび一大決心をなされて「雨漏りを根本から直したい」とご依頼いただきました<(_ _)>
雨漏りは建物のさまざまな部位が関係していることも多く、突き止めるのが難しいのですが、丁寧に調査して雨漏り原因を正確に特定することがとっても重要です!
誤った判断のまま補修してしまうと再発の恐れがあるため、根本的な原因の把握が雨漏り解決の第一歩になります(๑•̀ - •́)و✧
下野市の築40年のお客様宅です。
調査にお伺いした日は、前日の雨でまた雨漏りしたとのことで、まさに調査にはぴったりのタイミングでした✧( • ̀ω•́ )
まずはお部屋の雨漏り状況から確認していきましょう。
お客様が気にされていたのは、リビングと廊下の天井部分。
天井板にはくっきりとした雨染みが点在しており、触れるとまだ湿り気が残っていました: ;(∩º﹏º∩);:
「最初は小さな染みだったのに、いつの間にか広がってしまって・・・」とお客様。
このように色が濃い雨染みは、染み込んだ水分と建材の成分が化学反応を起こしている状態。
軽微な雨漏りでは見られない深刻な症状です(·_·;
リビングと廊下の雨漏りの共通点は、
いずれも1階の屋根と2階の外壁がぶつかる境目付近ということ。
この取り合い部分に何か問題が起きているのかもしれません。
天井裏は、普段目にすることができない屋根裏側の状態を直接確認できる貴重な場所です。
お部屋の中からはわからない雨漏りの実際の状況や浸水経路を把握できるため、
原因を突き止めるうえで欠かせない調査ポイントとなります。
幸い1階の納戸に天井点検口がありましたので、許可を取って天井裏に入らせていただきました。
懐中電灯を持って慎重に進み、雨漏りの真上に相当する部分に近づいていくと、断熱材の一部が黒っぽく変色してるのが見えました。
そっと触るとわずかに湿っています((((;゚Д゚))))
この黒ずみは
「カビ」のサイン。
断熱材は
一度濡れると乾きにくく、湿ったまま放置されるとカビが発生し色が黒く変色してしまいます。
周辺の木材にも、室内天井まで雨漏りが進行したであろう跡がくっきりと見られますね(。>ㅿ<。)
天井裏の雨漏りは、予想した通り1階屋根と2階の壁際で発生していました。
雨水が屋内に侵入しない防水処置のことを
雨仕舞い(あまじまい)と言いますが、こういった階の境目(取り合い)は、特に気を付けて
2重3重に雨仕舞を施さなければならない箇所です。
こちらの築40年のお住まいは、過去に一度屋根リフォームを行っているとのこと。
その際の雨仕舞い処理が良くなかったのでしょうか?
さきほどから「1階屋根と2階の壁の境目」とご説明している通り、下野市の現場は
「差し掛け屋根」がある住宅です。
差し掛け屋根とは下屋とも呼ばれ、2階建て住宅の1階部分の屋根に当たります。
実はこの差し掛け屋根、雨漏り発生箇所ランキング堂々2位!Σ(@д@;ノ)ノ ヒィィィ~…
建物のてっぺんの大屋根と違い外壁と接して取り付けられている差し掛け屋根は、伝い雨の影響も受けるため元々
雨漏りリスクがとても高い場所なのです;:(∩´﹏`∩):;
梯子を架けて差し掛け屋根の上に登り、天井裏の濡れた箇所をもとに屋根上のどの位置にあたるのかを推測します。
経験上、このパターンでは外壁から伝って屋根へ流れ込むタイプの雨漏りが多く、特に
2階の窓下や
戸袋(とぶくろ)下は要注意。
戸袋とは
雨戸を開けたときに収納するための箱状のスペースで、窓の端や縁側に設けられています。
外壁から少し出っ張った構造の戸袋まわりは経年劣化で剥離やひび割れが起きやすく、そこから水が浸入して雨漏りに繋がることもあるのです。
戸袋下のモルタル部分が崩れ、ぽっかりと隙間があいてしまっています((((;゚Д゚))))
ここから吹き込んだ雨は外壁を伝って屋根裏までたやすく浸水し、室内天井にまで被害が及んでしまったのでしょう。
天井裏の濡れ跡とも一致しており、雨漏りの原因はこの
戸袋下のモルタル崩れと断定できました。
お客様宅では以前に屋根リフォームを行ったとのことですが、外壁との取り合い部分までは十分な処理がされていなかったようです。
屋根材自体もひび割れや剥離などかなり傷みが進行していますね・・・(´;︵;`)
実はこちらのお住まいの屋根、プロの業者なら一目見てわかる
「パミール」という化粧スレート屋根材が使われています。
耐久性に乏しく非常に脆いため、塗装しても剥がれ落ちるだけで意味がなく、築40年という点からも
屋根全体の相応なメンテナンスが必要な時期に来ています。
お客様も
「どうせならこれを機に全部直したい」とのご希望です。
「パミール」とは、1990年代後半にニチハ株式会社さんが製造・販売していたスレート屋根材のことです。 塗装によるメンテナンスができず、塗ってもすぐに剥がれてしまうため、「塗装できない屋根材」として知られています。 見た目が一見きれいでも内部で劣化が進行している場合があるため、築15~20年を過ぎたパミール屋根は、専門業者による点検をおすすめします。
パミールの場合、適切なメンテナンス方法は屋根のカバー工法または葺き替えのいずれかとなります。
✅
屋根カバー工法既存の屋根の上に防水紙を敷き、新しい金属屋根材を重ねて施工する方法。
既存屋根を撤去しないため、廃材が少なく、費用を抑えながら防水性能を高められます。
✅
屋根葺き替え工事古い屋根材をすべて撤去して下地から補修し、新しい屋根材を葺く方法。
野地板(のじいた)や防水紙も新しくなるため、長期的な安心感を得られるのがメリットです。
戸袋下のモルタル部分については、
外壁補修と板金による雨仕舞い強化をご提案。
これにより今後の再発防止が期待できます。
当店は屋根専門店ではありますが、雨漏りした天井部分の室内メンテナンスももちろん対応可能です(*゚▽゚*)
お客様にはカバー工法と葺き替えそれぞれについて詳しくご説明させていただきました。
よくご検討くださいとお伝えし、本日の調査終了です୧(๑›◡‹ ๑)୨
雨漏りというと屋根が原因と思いがちですが、実際には外壁やサッシまわり、板金の取り合いなど、思いもよらない部分からの浸入も少なくありません。
天井にぽつんとある雨染みに気が付いた時。
見た目は小さくても、天井裏ではもっと大きな雨漏り被害が広がっている可能性があります。
放っておくと建材を傷めて建物全体の劣化につながるため、早めの点検が何より大切です。
街の屋根やさん栃木小山店では、天井裏から屋根の上まで徹底的に調査し、雨漏り原因を確実に突き止めたうえで再発を防ぐご提案をしております。
「どこから雨漏りしているのか検討がつかない」「DIYで雨漏りを直したのにまた再発してしまった」・・・
お住まいの雨漏りにお悩みの方はぜひ、当店の無料調査をご活用くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
雨漏りかな?と思った際は、私達、街の屋根やさん栃木小山店にお任せください!現場に合った適正な調査・工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
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〒329-0205
栃木県小山市間々田1361−5
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