小山市 ベランダが原因の室内雨漏り！防水工事前に木下地工事も必要
更新日：2025年5月30日
まず、室内を確認させていただくと、確かに1階の天井や壁に雨漏りの跡がありました。
目透かし天井材だけでなく、砂壁にも雨漏りの被害が広がっています( ；∀；)
お住まいは築25年で、お話では『数年前から雨漏りが始まり、徐々に酷くなってきた』とのことです。
足元には、雨漏り対策のバケツやシートが置かれています(>_<)
この様子からしても、かなりひどい雨漏りのようです。
雨漏りは、放置しても自然に直ることはありません。ポツリとでも感じたら、すぐさま手を打ちましょうね(^o^)／
雨漏りしている和室の上には、2階のベランダがありました。
おそらく、2階のベランダか下屋根（1階部分の屋根）のどちらかが雨漏りの犯人です。
ベランダを確認すると、ビニールシートが敷かれています。
雨漏り対策でしょうか？
ビニールシートを、めくってみると・・・
FRP防水に、亀裂が入っていました。最強と言われるFRP防水も、経年すれば劣化してしまいます。。
そして！ベランダを歩くと、今にも床が抜けそうなくらいフカフカしています(//∇//)
ベランダのFRP防水の亀裂から始まり、下地にも不具合があるようです。
床がフカフカなのは、ベランダの床材の合板が雨水によって腐っているからだと思われます。床材の腐食だけでなく、床面を支える根太（ねだ）なども腐っている可能性も・・・中に入ってきた雨水は、次から次へとお住まいにダメージを与えるんですよ！
関連記事▶防水工事の種類を比較しながら各防水工事法を解説！
ベランダは、今回の床面（防水層）だけでなく、腰壁（こしかべ）や笠木（かさぎ）、掃き出し窓（サッシ）周りも雨漏りの原因となります。
特に、床面（防水層）は、雨水が溜まりやすいだけでなく、紫外線や人の出入りで傷みやすいので定期的なメンテナンスが欠かせません。
ベランダの床面で、
○はがれ
○ひび割れ
○水たまり
○歩いた時の違和感
○排水溝の詰まり
に気づいたら、街の屋根やさん栃木小山店の無料調査を活用して点検しましょう。
関連記事▶ベランダ・バルコニーで起こる雨漏りの原因と補修方法を解説
特に、床面（防水層）は、雨水が溜まりやすいだけでなく、紫外線や人の出入りで傷みやすいので定期的なメンテナンスが欠かせません。
ベランダの床面で、
○はがれ
○ひび割れ
○水たまり
○歩いた時の違和感
○排水溝の詰まり
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床面（防水層）の軽微な劣化であれば、再防水工事だけで済みます。
しかし！床がフカフカするくらいまで劣化が進行していると、今の防水層を解体した上での木下地工事（大工工事）を実施しなければなりません。
【木下地工事とは？】
ベランダの床の下には、基礎となる下地があります。こちらのお住まいは、合板が使用されているようなので、新しい合板を敷いて下地づくりが必要です。この下地づくりを『木下地工事』といい、大工さんが担当します。
ベランダの床の下には、基礎となる下地があります。こちらのお住まいは、合板が使用されているようなので、新しい合板を敷いて下地づくりが必要です。この下地づくりを『木下地工事』といい、大工さんが担当します。
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