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多治見市池田町にて店舗屋根雨漏り調査で判明した錆と劣化による防水性能低下
更新日:2025年8月12日
多治見市池田町にある店舗様より「店内に雨漏り跡が出てきたので見てほしい」とのお問い合わせをいただきました。築年数は30年以上経過しており、屋根は一度も大規模なメンテナンスをしていないとのこと。雨が降るたびに天井にシミが広がるのが心配になり、今回の現地調査に至りました。
ドローンによる上空撮影と、脚立を使った近接目視を行ったところ、屋根全体に広がる色あせと赤錆を確認。表面塗膜が大きく剥がれて素地が露出し、防水性能が著しく低下していました。さらに、雨樋の歪みや壁際板金の浮き、シーリング切れなど、雨水が侵入しやすい箇所が複数見つかりました。
屋根全体の赤錆が目立ち、防水性がほぼ失われている状態でした💦
外壁と接する部分の板金が浮き、強風や雨の吹き込みで雨水が侵入する恐れがあります。
雨樋が変形し、水の流れが正常に機能しにくくなっていました。
塗膜の剥がれから素地がむき出しになり、錆が進行しています。
ジョイント部分は特に剥がれが顕著で、雨水が内部に回り込みやすい状況です。
外壁との接合部のシーリングが切れ、隙間から水が侵入する危険があります。
今回の劣化は、長年の紫外線や雨風による自然劣化に加え、定期的な塗装メンテナンスが行われなかったことが大きな要因です。塗膜が剥がれたまま放置すると、錆が屋根材を腐食させ、穴あきや構造部の損傷につながります。雨樋や板金の不具合は、外壁や室内への雨漏りを加速させる危険があるため、早めの対応が必要です。
現状の錆や剥がれをケレン作業で除去し、防錆処理を行ったうえで屋根全体を再塗装するプランをご提案。また、雨樋の歪み補修、板金の再固定、シーリングの打ち替えを含む総合的なメンテナンスを推奨しました。将来的な耐久性を考え、カバールーフ工法による屋根葺き替えも選択肢としてご説明しました。
屋根は普段目に入らない場所だからこそ、気づいた時には劣化が深刻化していることが多いです。特に今回のような金属屋根は、塗膜剥がれや錆が進行すると修繕費用が一気に高額になります。5〜10年ごとの定期点検と塗装メンテナンスが、長持ちさせる一番のポイントです。
今回の調査では、店舗の営業にも影響しかねない雨漏りの原因を複数確認できました。小さな劣化も放置すれば被害が拡大し、修繕費用も膨らみます。早期の対応で大切な建物を守るため、
まずは無料点検からご相談ください。
街やね可児店は、ただ「屋根を修理する会社」ではありません。私たちは、屋根の寿命を延ばし、住まいを守るための最適な方法を考えるプロ集団です。
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