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金沢市の皆様へ 瓦屋根のズレている棟瓦の修理のご依頼【現場調査】
更新日:2025年1月30日
こんにちは!街の屋根やさん金沢南店です。
お客様より、
瓦がズレているので修理してほしい
とのご依頼をいただき、現場調査にお伺いしました。
1階部分の瓦屋根の棟瓦がズレています。
お客様に許可をいただき、屋根に上がって確認させていただきました。
ズレている棟瓦の冠瓦(棟瓦の一番上に設置されている半月型の瓦)をめくると、南蛮が濡れて湿っていることがわかりました。
お客様より「瓦を設置してから何年も経ってるから、全部きれいにするわ」とのお話をいただき、
瓦の葺き直し工事をご提案させていただきました。
既存の瓦を一旦取り外して、野地板やルーフィング(防水シート)の修理・交換を行った後、再び外した瓦を再利用し設置する工事です。
瓦の耐用年数は50年以上といわれてます。瓦に損傷がなく、耐用年数まで何年もある場合には有効な修理方法です。
メリット
・屋根材を再利用するため、材料費が抑えられる
・廃材がでず、環境に優しい
・工事の前後で外観に違いがないため、建物全体のバランスをたもつことができる
葺き直しする部分の和瓦を一旦取り外し、既存の木下地の上に新しい木下地を設置します。
瓦用の防水シートを貼っていきます。
防水シートは、タッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので止めて固定します。
瓦桟(かわらざん)、または桟木(さんぎ)と呼ばれている木材を並べて設置します。
防水シートに縦の線と点々があるのがわかるかと思いますが、防水シートの上に瓦桟を設置しても、防水シートと瓦桟の間にすき間が出来るようになります。
横一列に設置させた瓦桟に流れてきた雨水が溜まり、瓦桟や防水シートを腐食することがあります。それを防ぐために、防水シートと瓦桟の間にすき間を作ることで、雨水を流してくれます。
瓦を桟瓦に沿って並べて固定していきます。
葺き直し工事なので、一度取り外していた瓦を再度設置しています。
瓦に開いている穴に銅線を通して桟瓦に固定しています。
瓦を全て固定し、瓦屋根の葺き直し工事の施工完了です!
工事がスタートしましたら、現場の様子を現場ブログや施工事例でお伝えしていきます!
是非見てくださいね♪
屋根の工事・雨どいの工事は街の屋根やさん金沢南店にお任せください!
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