八尾市で雨漏りが発生した瓦屋根の漆喰状態を確認、「三日月」部分は異常はありませんでした
更新日：2025年11月5日
また、漆喰も比較的新しく補修されており、ぱっと見では問題がなさそうに見えます。しかし、実際には天井にシミが複数箇所発生しており、内部で雨水が回っている可能性が高い状態。
屋根の表面が問題なくても、下地部分が傷んでいると雨漏りは発生します。そこで瓦を一部取り外し、下の状態を確認しました。
この部分は「三日月」と呼ばれる隙間を埋めて、内部に雨水が入り込まないようにする重要な役割を担っています。今回の現場では漆喰自体はまだ新しく、見た目もきれいな状態でした。
葺き土が流れ出すと瓦を支える力が弱まり、棟瓦のズレや歪みを引き起こす原因にも。さらに、瓦のズレから雨水が浸入してしまうと、雨漏りだけでなく屋根全体の強度低下にも繋がります。
このような連鎖的な劣化を防ぐためにも、漆喰の定期点検と補修はとても重要です。今回の現場では、表面の漆喰は良好でしたが、下地の防水層が大きく劣化していました。
弊社では、ドローンを使った点検や、実際に瓦を一部めくって下地まで確認する調査を行っています。見えない部分までしっかりチェックして今後必要なメンテナンスをわかりやすくご案内いたしますので、お気軽にご相談ください！
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