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日立市で中古物件の雨漏り相談!2階は葺き替えて1階は葺き直しで提案
更新日:2024年8月21日
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日ご紹介するのは、中古物件を購入されたオーナー様からの雨漏り修理相談現場です。
8月に入り(2024年)台風やゲリラ豪雨、強風や雷など、日々目まぐるしく変化する天候に悩まされている方も多いのではないでしょうか!?
今現場は、これから室内を改装しようとしている物の複数箇所で雨漏りがあるため屋根の修繕が先決です。
今回は、2階屋根は葺き替え、1階屋根は葺き直しで御提案しましたが、経緯を順を追って解説していきます。
先ずは、室内の雨漏り状況から見ていきましょう。
オーナー様が一番気にされている1階の洋室天井には、複数の雨染みがありました。
その中でも、特に酷かったのがサッシ際の洋室天井!
オーナー様が手に入れる前の空き期間中の
度重なる雨漏りで、天井ボードごと穴があいたようです(>_<)
また、
1階縁側廊下の天井には砂壁にまで漏れている形跡があり、
2階の和室天井にも広範囲に雨漏り染みが確認できました。
軽微な雨染みであれば壁紙クロスを張り替える等で対処できますが、穴あきまで進行している場合や長く放置された雨漏りは、ボードを撤去した上で張り替える作業も必要になってきます。
今現場は、中古住宅を購入した時からの物なので事前対策は不可能ですが、
家屋の損傷や雨漏りは、放置せずに早めに対処するのが修繕費用を軽減するコツですので、雨漏りでお困りの方は覚えておいて下さいね(^^♪
屋根材は、瓦の形状を模していますがセメントを基材としたセメント瓦です。
高度経済成長期に、瓦よりも安価で手に入れる事ができたので当時はとても人気を博した屋根材(既に廃盤)
このセメント瓦は、表層に塗装で
塗膜を作る事で基材の防水性を保っており、
紫外線や経年劣化で塗膜が薄れてくると水分を吸収してして脆くなってしまう特徴があります。
雨漏りしていた上部に位置しているのは、屋根面の折り返しを結ぶ隅棟瓦部でした。
積み瓦である長方形の
熨斗瓦※のしがわら※がズレ、抜け落ちている物もあります。また、熨斗瓦がズレたことで棟瓦自体にも歪みが発生しており、雨漏りの一つの起因である事は間違いありません(>_<)
ではどうするか!?修繕内容を検討します。
まず、改善するにあたり
必須なのは、二次防水として施工されている防水紙の再敷設修繕(当時敷設された防水紙の対応年数は約20年)で、実施するには、既存のセメント瓦を一時撤去する必要があります。
セメント瓦の
耐久年数は約30年(今現場は築年数40年以上)である事・
塗膜も剥離している事・
既に廃盤の屋根材で差し替えが困難な事を考慮すれば、理想は屋根を新しくする葺き替え工事です。
ただ、今回の物件は修繕後に賃貸として貸し出す構想で、10年~20年使いたいとの事。
1階・2階双方を葺き替えるとなると、相応の費用が掛かるので、オーナー様と熟考しました。
二階のセメント瓦を補填する事で、一階屋根は防水紙を再敷設してセメント瓦で葺き直す事ができます。
ただし、一次防水であるセメント瓦は耐久性が乏しく
リスクが残るため、オーナー様にはリスクを事前了承いただいた上で御提案する事になりました。
一階の工事については、
保証は致しかねる事も伏せてご理解いただいております。
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葺き直し工事(ふきなおし)とは、下地補修後に今の瓦を再利用します。
屋根工事は、
費用感を優先するか?完全な修復を優先するか!?の択一に迫られますが、その現場
現場の、今後の使い方・症状・屋根材によっても選択肢は変わるのだと思います。
今回は、諸事情をしっかりお伝えいただいた上でオーナー様と熟考して出した提案です。
長くお住いになる方には向かない提案内容なので、あくまでも参考としていただければ幸いです。
『雨漏り修理を検討している』『どんな屋根工事が良いのか?』などなど、迷われている方は、ぜひ街の屋根やさん水戸店までご相談ください。症状を確認させて頂き、お客様と一緒に最善案を模索いたします(^^♪
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